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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter20「ディナータイム」
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エースで、誰からも尊敬されてるし、私達にも親身に訓練をしてくれる
優しい教官ですよ」

「そう……それが大抵の人物のあの2人に対するイメージだな。今、スバルが思ったイメージはティアナとキャロもエリオも少なからず、思ってたんじゃないか?」

「は、はい」

心を見透かされたようなルドガーの言葉にティアナが戸惑いを見せながらも相づちを打ち、エリオとキャロも驚いている。

「そう驚く事でもないだろ?客観的に見れば誰だってそう見えるさ。実際、俺もそう見えてたしな……だが今の2人を見ていたら、2人もそこらの女の子と変わらないなって思えてきた」

2人にスバル達が持っているようなイメージはスバル達の彼女達を尊敬しているところから来ているが、なのはとフェイトの管理局に入ってからの行動でティアナ達が持つイメージを出来上がったのが大体だ。

「そして思うんだ……あの2人、そしてはやては、たくさんの期待とそのプレッシャーに当てられ、疲れていないのかって」

その言葉でハッとなるフォワード達。ティアナ達に限らず、管理局に属する者でなのは、フェイト、はやてを知らない者はいないし、尊敬や目標を彼女達に抱いている者は少なくはない。もし自分達が3人の立場だったらどうだろう?3人のように上手くやれるのだろうか?たくさんの期待に答えられるのだろうか?黙り込むフォワード達を見てルドガーは彼女達が隊長達の立場になって、その心情や彼女達の『世界』を初めて考えたのだと感じていた。

(らしくないよなこんなの……まっ、俺は一応コイツらの教官だから)

たまにはそれらしい事をするのもいいのかもしれない。今フォワード達が考えている事でなのは達に対する接し方がどのように変わるか分からないが、どうせなら今以上に強い繋がりを互いに持ってもらいたい。そして丁度そう思っている時、コテージに車が一台入って来てその場にいた者の視線がそちらにいく。中から降りてきた自分はさっき別れたばかりの美由希と、彼女と同じ年頃の女性、あと何故か犬のような耳と尻尾をつけた少女。

「は〜い!」

「みんな〜お仕事してるかぁ〜?」

「お姉ちゃんズ、参上!」

そしてやたらテンションが高い3人。

「エイミィさん!」

「アルフ!」

3人の内2人はエリオとキャロが知っている様子。女性がエイミィで少女がアルフという名前のようだ。
「それに……美由希さん?」

「さっき別れたばっかりなのに……」

「いやぁー、エイミィがなのは達に合流するっていうから、私も丁度シフトの合間だったし」

美由希の事についてはわかった……だが、この今現れた2人の事はルドガーもティアナとスバルも何もわからない。そんなルドガーに気付いたキャロが、ルドガー達に2人の事について紹介する。

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