第四話 激突!ジライヤ対キュアサニー
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愕する闘破。
「なんだって!?わかりました!すぐ探しに行きます!!」
夕飯の支度を放り出し慌てて上着を羽織る闘破。
すると雑誌を読んでいたケイが尋ねた。
「闘破?どうしたの?」
「あかねが帰ってないんだ!探しに行ってくる!!」
そう伝え家を飛び出す闘破。
「わん!わん!!」
忍者犬クロを連れて夕焼けの七色ヶ丘中を走り回る闘破。
「クロ!頼むぞ!あかねの匂いを何処までも追ってくれ!!」
あかねのハンカチを拝借した闘破はクロに匂いを覚えさせ追跡する。
すると
目の前を通り過ぎるあかねの姿が・・・
「あかね!」
闘破が名前を呼ぶがあかねは振り返らずに角を曲がっていく。
後を追う闘破だが追いつくたびにあかねは角に立ち姿をくらますように移動する。
「これは一体・・・「わんわん!!」?」
クロが闘破に何かがある事を伝えている。するといつの間にか山道の入り口に辿り着いていた。すると山道を上るあかねの姿が・・・
「・・・・・あの様子はただ事じゃない・・・クロ・・・」
闘破がクロの首輪に手紙を仕込み山地家に向かわせると闘破警戒しながらあかねの後を追った。
「・・・・・・・・・・・・・」
そして闘破の後姿を見つめる男の姿が・・・・・
「あかね!何処だ!!?あかね!!」
あかねの名前を叫びながら闘破が山道を登っていくと・・・
「・・・・・」
闘破の背後の林からからぬっと出てくるあかねの姿が・・・
「あかね!心配したじゃないか!!」
俯いているあかねの両肩に手をやり闘破が叱るとあかねは顔を挙げた。
「あかね?」
あかねの顔を見て不審に思う闘破。その瞳に光が無く生きている気配のない・・・意志の無い目だったからだ。
すると
「!!」
急にあかねが闘破の首を両手で絞め始めた。
「ぐ!!」
咄嗟にあかねの腕を掴み手を外すが今度は闘破に蹴りを放った。
「ぐあ!!・・・やめろ!どうしたあかね!!」
「!!」
何も言わずにあかねは闘破に向かって拳を放つがバック転で回避する闘破。あかねの力が尋常ではないまるでプリキュアに変身した時に勝るとも劣らない力だからだ。
「ジライヤ!!」
「何者だ!!」
あかねの攻撃が一旦止むと周囲から声が響き渡った。
闘破が周囲を見回しながら叫ぶと道化師のような姿の人物が舞い降りた。
「貴様!バッドエンドか!!」
「ええ〜私はジョーカー・・・ピエーロ様直属の部下」
「あかねに何をした!!?」
「なあにちょっと心に鍵をしただけですよ?嫌なことを忘れるように♪まぁ意志の無い身体の
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