第十四話 太陽の力
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発すると脱出ポットが飛び出すが。
「逃がさないもん!!」
ブレイブダグオンのコックピットに居たヴィヴィオが操縦桿を握るとブレイブダグオンの腕が勝手に動きナックルブラスターが発射された。
「ぬお!!」
ナックルブラスターは直撃するが脱出ポット破壊までには至らなかった。
「おぼえてろ!」
ふらふらになりながら飛んでいく脱出ポット。
『いつの時代でも悪党は同じ台詞しか吐けんのかね』
ところ変わって天野平和研究所。力はミラクルタイムマシンの調整が整い帰り支度をしていた。
「どうもお世話になりました」
「いえこちらこそ。ヴィヴィオを助けてくれてありがとうございます」
「いや。元々俺のせいですしそれでは!」
火鳥がミラクルタイムマシンを起動させると力の体が透けてきた。
「おじちゃん!!」
「ん?どうしたヴィヴィオ」
「また遊んでね!」
「おう!おじちゃんの時間からだと3年かかるけどね。そのうち遊びに行くよ」
「約束だよ!おじちゃん!」
「おう!」
力はヴィヴィオと指切りをすると元の時代に帰っていった。それから程なくして、はやてが訪ねてきた。
「こんにちは〜」
「はやてさん」
「はやてお姉ちゃん!」
ヴィヴィオははやてに抱っこされた。
「ヴィヴィオどうしたん?なんか嬉しい事あったみたいやけど」
「うん!変なおじちゃんが遊んでくれたの!」
「駄目やで変なおじさんに付いていったら」
「おじちゃんもそう言ってた。けど悪い人いじめて佐津田さんに捕まってた」
なんか嫌な予感のしたはやて。
「な、なぁヴィヴィオそのおじちゃんどんな人だった?」
「えっと。青いジャンパー着てて。ボサボサの黒い髪で。ビスターみたいなブレスレット付けてて、テシターを素手で倒したの!!」
キーワードが一致し滝汗のはやて。
「あとパパのご飯美味しいって言ってたくさん食べてた」
完全に一致。そのまま火鳥たちに土下座体制に入るはやて。
「すみません!すみません!うちの馬鹿たれが何しでかしたか知りませんがとにかく私が謝っておきます!!すみません!すみません!」
なぜか謝られまくる火鳥たちは何がなんやらだった。
「ウルウル・・・はやてちゃん・・・これで1万人目突破です」
リインが涙目ではやてを見つめていた。
翌日シャマルの手配で20数件確保された病院は力によって血祭りになった武装局員で満員になり、ウチ数名の武装局員はレジアスの下を離れ更生しようとしているらしい。
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