第十四話 太陽の力
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すか?」
「ええまぁ。時間的に昨日から何も食べて無くて・・・」
「そうでしたか・・・今ハルカは買物に行っちゃったし・・・僕の料理で宜しかったら作りますけど」
「あ!ありがとうございます!!」
まさに地獄に仏の力だが何故か周りの人間の顔が青くなっている。
数分後
「出来ましたよ」
火鳥特性ごった煮が完成した。
「おお!うまそう!いったたぎま〜す!!」
思いっきりがつがつ食べ始める力。周りの人間の顔が青ざめているが
「うまい!!!」
その瞬間全員がコケた。
「そうですか。栄養の配合をきちんとして正解でした」
「おお!身体に栄養が満ち溢れてくる!!うまい!本当にうまい!!!」
普段の食生活が食生活だからなのか己の得な体質のおかげなのか火鳥の料理を平らげる力。
「ふう!食うた食うた」
幸せそうな顔している力。因みに火鳥特性定食を10食以上平らげていた。
「火鳥兄ちゃんの料理おかわりするなんて只者じゃないかも・・・」
ケンタは内心そう思っていた。
そして火鳥達が何やら奥に入っていった。一人になってしまった力。そこにヴィヴィオが来た。
「おじちゃんどうしたの?」
「ん?3年後ってそんなに変わんないと思ってたけど。地球のピンチには変わりないなと思ってさ」
力の言葉に難しい顔をするヴィヴィオ。
「ん?ヴィヴィオ。何持ってんだ?」
「ケンタ兄ちゃんと同じヘルメット」
ヘルメットをかぶって遊んでいるヴィヴィオ。
すると火鳥が奥から出てきた。
「すみませんちょっと私用が出来てしまいましてもう少しだけミラクルタイムマシンの起動を待ってもらえないでしょうか?」
「はい。じゃあそれまで3年後の世界でも見物してましょうかね」
そう言って力がブレイブエラゴに乗り込むとヴィヴィオがヘルメットをつけたまま助手席に乗り込んだ。
「こら!乗っちゃ駄目だろう!」
「だっておじちゃんこの町の事知らないでしょ!パパから良いよって言われたもん」
「私たちも付き合おう」
ノーヴェやウェンディも乗り込んだ。そのまま観光している一同公園でアイスクリームを食べているときだった。
「逃げろ!!」
力が見上げたその先にはシュラ居た。シュラがテシターを力達に向かわせる。
「やろ!!」
テシターの攻撃を捌く力に唖然としているノーヴェとウェンディ。
「この人・・・人間ですか?」
すると一瞬の隙を付かれ羽交い絞めにされてしまった。
「しまった!!」
「きゃあ!」
力達がテシターに拘束されている間にヴィヴィオがシュラの手に落ちてしまった。
「てめえ!!その子を放せ!!」
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