第十四話 太陽の力
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「「は・はい!!」」
力の剣幕でブレイブエラゴに乗り込むケンタとヴィヴィオ。そしてその場を撤退した。
近くの公園にて。
「悪かったな。巻き込んじゃって」
「うううん!ドライアスの手先に挑むなんてミラクルすげえじゃん」
「おじちゃん凄い」
「ああ。ありがとうな」
「ところでおじさん誰?」
「名乗るほどのもんじゃないそれじゃあ」
力が去っていくとヴィヴィオ付いてきてしまった。
「ちょっとヴィヴィオ!!駄目だって」
「そうだぞ。知らないおじちゃんに付いて入っちゃいけないって母ちゃんに教わらなかったか?」
「けど正義の心の持ち主には付いていっても良いって言ってたよ」
「どういう教育してんだ」
「それにおじちゃん困ってそうだし」
力の災難をヴィヴィオは見抜いていた。
「おじちゃん話してよ」
純情無垢な子供の質問に答える力。
「へぇ〜3年前から来たんだ」
「まぁ無理に信じろとは言わないが」
「ふ〜ん。タイムマシンならじいちゃん家にあるよ」
「え?本当?」
「うん・・・けど本当に帰れるかどうかわかんないよ・・・じいちゃんの発明だし・・・」
「俺はやらないで後悔するよりやって後悔する!!」
と言う訳で力は天野平和研究所に行く事になった。
「くっそ〜南力のやつどこに行った!?」
「佐津田刑事・・・何もしてないのに手錠をはめるなんてやりすぎでは」
「ティアナ!お前はあいつの恐ろしさが分かっていない!!奴は天野以上の極悪人!もしくはドライアス以上の脅威だ!!」
佐津田刑事はティアナに力の今までの日ごろの行いを話し始めた。
(なんか似たような人をどっか聞いた事があるような・・・・)
ティアナの脳裏に獣魔導師の姿がよぎった。
「お邪魔しま〜す」
天野平和研究所にたどり着いた力たちを出迎えたのはウェンディだった。ウェンディは力の姿を見てこう言った。
「ケンタ!ヴィヴィオ!駄目じゃないッスか!!犯罪者連れてきちゃ!!」
手錠をかけられている力に反論の余地は無い。
「違うよ。これ佐津田刑事にはめられたんだって」
その言葉で納得するウェンディ。
「こんにちは」
「あっ!火鳥兄ちゃん!!」
「パパ!」
ケンタとヴィヴィオが火鳥と呼ばれた人物に抱きついた。
(この人がヴィヴィオの親父さんか・・・幸せそうな顔してるな)
ちょっと羨ましい力。そして火鳥の手によって力の手錠は外された。
「そうでしたか・・・3年前から」
「ええ。タイムマシンがあると聞いたんですが」
その時力のお腹が盛大に鳴った。
「お腹が減ったんで
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