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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第28話 バルトとヴィヴィオ、高町家へ行く
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の方が好きなのだが、これほどのコーヒーを今まで飲んだこと無かった。

「侮れんななのはの実家………」
「ふえ?」

そんなバルトの呟きに反応するヴィヴィオ。
ヴィヴィオのケーキはイチゴのミルククレープだった。バルトにとって甘いケーキは天敵なのだが小さい子には好評のようだ。

因みにバルトはチョコレートケーキである。

「どうですか?家のコーヒーとケーキは?」

そんな中、1人の男の従業員が話しかけてきた。

「美味いな、これほどの美味いコーヒーは初めてかもしれん。強いて言えば俺はもう少し苦めの方がいいかもしれん」
「おっ、苦めのコーヒーがお好みだったかい?」
「もしかして出来るのか!?」
「ああ、コーヒー豆のブランドを変えれば可能だよ」
「………出来れば頼む」
「了解しました」

そう言って男の従業員は立ち去る。

「あっ、そう言えば自己紹介まだだったね。私は高町士郎。なのはの父です」
「ち、父親!?」
「叔父さん若いね!!」
「ありがとうお嬢さん」

そうヴィヴィオに返して士郎は中へと戻っていった。

「父親………嘘だろ………」
「バルトどうしたの?固まって………」
「だってよヴィヴィオ、なのはが19で兄が既に結婚してるんだろ?………結婚しているって事は最低でも25歳前後って考えるのが妥当?………って事は早くてもあの親父さんは若くても50手前って事だ」
「50歳近いの!?全然見えない………若いね!!」
「若いね………じゃない!明らかに異常と言えるレベルだぞ!?どう見ても30代にしか見えねえ………」
「うん、そうだね。………ねえバルト、バルトのケーキ食べてみてもいい?」
「お前に話した俺がアホだった………食ってもいいが少し苦いぞ?」

そう言って自分のチョコレートケーキを差し出すバルト。

「ありがとう!!いただきま〜す!!……………って苦い!?」

やはりヴィヴィオには早かったみたいで、慌ててオレンジジュースを飲んだ。

「バルト〜苦いよ〜!!」
「それが大人の味だ。コーヒー飲むか?」
「ミルクと砂糖一杯入れていいなら!!」
「うわぁ………邪道な………」

そんなたわいもない会話を楽しんでいると今度はなのはや姉の美由希よりも大人な女性が現れた。

「はい、これはコーヒーの御代わりです」
「ああ、ありがとう。えっと………流れからするともしかしてだがなのはの母親って事になるんだよな………?」
「はい。母の桃子と言います」

(ば、化け物だ………どう見ても若奥様にしか見えねえ………熟女とは到底思えねえぞ!!!)

「初めまして!!ヴィヴィオ・ベルバインです!!」
「あらあら、ちゃんと挨拶できて偉いわね!!」
「えへへ………」

撫でられ嬉しそ
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