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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第28話 バルトとヴィヴィオ、高町家へ行く
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た。

「まあ連休なんて滅多に無いから嬉しいが………なのはは教導隊の仕事ねえのか?」
「訓練の指導の要請はありましたけど、全て断っておきました。たまには私も実家で羽を伸ばしたいです」
「そうか」
「ねえねえ入らないの2人共!!」

少し話しているだけであったがヴィヴィオは我慢しきれなかったのか、2人の腕の袖を引っ張って急かす。

「分かった分かった!!」
「だから引っ張らないでヴィヴィオちゃん!!」

2人はヴィヴィオに引っ張られながらお店へと入っていった………










「いらっしゃいませ!!………ってなのは!!」
「お姉ちゃん!!ただいま!!!」

お店に入ったなのはを最初に迎えたのは高町家の長女美由紀だった。

「お帰り!!………でそっちに居るのはお母さんが話してた………」
「うん!バルトさんとヴィヴィオちゃん!!」
「バルト・ベルバインだ。このガキ共々お世話になる」
「ヴィヴィオ・ベルバインですよろしくねお姉ちゃん!!」
「はい、私なのはの姉の高町美由希と言います!!あっ、詳しい話はお店が閉まってからで良いですか?もうすぐ閉店なので………取り敢えずそちらの席に座ってください。直ぐにケーキと飲み物を持ってきますので」
「あっ、お姉ちゃん、私も手伝うよ」

そう言って高町姉妹はそれぞれ店の奥に行ってしまった。

「………取り敢えず座って待つか」
「うん!ケーキ楽しみ!!」

とはしゃぐヴィヴィオ。
そんなヴィヴィオを見てバルトも自然と笑みが溢れる。

(その笑顔が見れただけでも来たかいがあったか………)

「お待たせしました!!」

大体5分程待った2人。
元気な声が聞こえ、振り向くとそこには美由希と店のウェイトレス姿になったなのはがいた。

「ど、どうですか………?」
「何がだ?」
「この姿ですよ!!」
「いや、コスプレイヤーを見てきた俺にとって別に珍しくは………」
「なのはお姉ちゃん似合ってるよ!!」
「ありがとうヴィヴィオちゃん。バルトさんは全く分かってないよね〜」
「ねえ〜」
「何の事だよ………」
「「教えな〜い」」

そんな2人の態度に舌打ちをするバルトだが直ぐに気にせず2人の持ってきてくれたケーキとコーヒーを受け取った。

「ゆっくりしててね」
「なのはもゆっくりしてて良いわよ」
「たまにしか手伝えないんだから手伝うよ」
「そう?だったらそうしてもらおうかしら………」

そう言って2人は再び店の中へと入っていった………











「………美味い」

コーヒーを一口飲んで思わず言葉が溢れた。
深みとコクがあり、苦味もそれほど感じない。バルト的には苦いコーヒー
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