裏通りの鍛冶師
とあるβテスター、転がる
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こんな僕なんかのために、ぼろぼろになるまで泣いてくれた───僕の、大切なパートナーなんだから。
「シェイリ」
「なーに?」
彼女は今、こうして僕の隣にいる。
僕と一緒に、僕の傍に───いてくれる。
それだけで、僕は十分だ。
それだけで、僕はこの世界を生きていける。
今は、それだけでいい。
それだけで、いいから。
だから───
「大好き」
「ふぇ?」
だから───シェイリ。
僕は、一人になったりしないから。
僕は、一人で死んだりしないから。
これから何があっても、君を一人にしたりしないから。
「大好きだよ」
「?わたしもユノくん大好きだよー?」
だから、どうか。
どうか、お願いだから。
君だけは、いなくならないで。
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