第28話 春休み
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。ちなみに一線から退く構えの忍義姉さんは根回しだけで、「魔導師」として登録しておらず、オレが「魔導師」第1号となる。不思議に思って聞いてみると、なんでも「表の研究が〜」と言ってたとか。なんにしろ、これで緊急の折には堂々と魔導師として行動可能だ。
月村邸に帰るとオレはまったりと、リニスは忍義姉さんやすずかとマッドな研究な話しなどをして過ごす。3人は宇宙空間での活動を想定し、開発されたマルチフォーム・スーツの理論について話しているようだ。ようだというのは、難しすぎて全然わからないからだ。
なお、リニスが言うにはミッドチルダを中心とした文明は、宇宙空間に飛び出し惑星を開発するよりも、次元を越えて新たな次元世界を開発する方が断然コストが良く、宇宙空間を行き来するのはいわゆる次元航空艦ぐらいで、宇宙開発自体「大変興味深い」とのことで、目をキラキラさせている。
なにやら話しを聞いていると小さい時、オレが宇宙開発についてプッシュしたせいで、バニングスさんとこの財閥やらと組んで開発者にかなり資金援助したらしい。
………。
そんなこと言ったかね?
………。
………。
………。
あぁ、そういえば「原作で火星をテラフォーミングするから、今からその辺に投資しておけばウハウハだ」とか考えて、プッシュしたような………。
そうか、もう宇宙服が開発されてんのか。
上手くいけば上手くいくかも知れん。ニヤリ。
そういえば、すずかが3年生だからもうすぐジュエルシードが落ちてくるかもなぁ………、とか寝る前にぼうっと考えていた真夜中、月村がセカンドオーナーをしている海鳴市に15の魔力的反応があった。というか、偶然なのか必然なのか、地脈的に強く流れている箇所に反応があり、地脈が酷いダメージをくらった。
後日リニスに確認したところ、次元転移的に地脈が強く流れているところに転移しやすいとのこと。
ちなみに一番近くに落ちたのは月村邸の森の近くで、偶然にもオレが最初に転移させられた池の近くだった。
落ちてきたのは、寝る前に考えたのがフラグだったのか、ジュエルシードだった。
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