第五章 StrikerS編
第百三十二話 『過去と大切なこと』
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を考えて用意はしていたんだよ」
それでなのはさんの気持ちに気づかされてティアは涙を流して何度も「ごめんなさい…」と言って謝っていた。
それであたし達も感激しているところに頭になにかを振り下ろされていた。
見るとシホさんがどこから持ってきたのか虎のストラップがついている竹刀を持ってあたしの頭を叩いていて、
「出歯亀もいいけど自分達の事も考えなさい。ティアナもやっと吹っ切れたんだから…」
「「「「「はい!」」」」」
そうだ。なのはさんだけじゃなくてシホさん達もあたし達の事をしっかりと見てくれている。
それなら頑張らなきゃいけないよね!
「シホさん! なのはさん共々これからも教導よろしくお願いします!」
「ええ。みっちりとしごいてあげるわ。覚悟しておきなさいね?」
「「「「「はい!」」」」」
そして翌朝、
フォワードの皆とフェイトさんと集まって、話をしながら訓練場まで向かう。
そこでフェイトさんが語る。
「技術が優れてて華麗に戦える魔導師をエースって呼ぶの。
その他にも優秀な魔導師を表す呼び名があるって知ってる?」
それであたし達はなんだろうと頭をひねる。
でもすぐにフェイトさんが、
「その人がいたら困難な状況も打破できて、どんな厳しい状況でも突破できる…そういう信頼を持って呼ばれる名前、ストライカー…」
ストライカー、か…。
あたし達も将来そんな魔導師になれるかな?
「なのはやシホは訓練を始めてすぐの頃から言っていたんだよ?
うちの六人は優秀なストライカーになれるはずだって…。
だからうんと厳しく、そして大切に丁寧に育てるんだって豪語していた…。
だからそんな二人の気持ちに応えられるように、みんな頑張っていこうね?」
「「「「「「はい!」」」」」」
なのはさん達がそんな事を思っていたんだ。
だったらなのはさん達の目指すストライカー。
必ずなってやろう。
あたし達はそう思った。
そしてなのはさん達のところに到着して、
「それじゃ朝練頑張ろうか!」
なのはさんの一言であたし達は元気に返事を返すのだった。
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