第五章 StrikerS編
第百三十二話 『過去と大切なこと』
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ださい。なのはさんに謝りたいと…」
「わかった。それとね、二人共」
「「はい…?」」
「明日…ううん、もしかしたら今日にもなのはの教導の意味も兼ねて私達の過去を教えると思うから覚悟しておいてね」
なのはさん達の過去。それって…。
とりあえず、
「わかりました!」
「それじゃ失礼します」
それでスバルと二人で部屋に帰り際、
「なのはさん達の過去ってなんだろうね?」
「さぁね。でも、大事な話だと思うわ」
「そうだね」
そして自室でゆっくりとしている時だった。
ブーブー!
突然アラートが鳴り響き、あたし達はすぐに準備をするのだった。
◆◇―――――――――◇◆
Side シホ・E・S・高町
アラートにすぐに管制室へと向かう私達。
そして中に入ると、
「ガジェット航空二型、四機編隊が十体、十二機編隊が三体…計76機確認されました。
発見時から変わらずそれぞれ別の軌道で旋回飛行中です」
「場所はなにもない海上か。レリックの反応もないし、付近には海上施設も船もない」
「まるで撃ち落としに来いと誘っているような…」
その通りね。
こちらの戦力を測っているのだろう。
「テスタロッサ・ハラオウン執務官ははどう見る?」
それでまずフェイトに聞いてくるはやて。
「たぶんスカリエッティは私達の情報が欲しいからああしてガジェッドを動かしていると思うんだ」
まずフェイトがそう答える。
「うん。こちらは超長距離砲撃を叩き込めば済む話やしな」
「一撃で全機撃墜です!」
リインが元気にそう声を上げる。
「うん。だからこそ奥の手は見せない方がいいと思うんだ」
「そうやな。この程度でリミッター解除は底を知られるからな。高町教導官はどないや?」
「こっちの戦力調査が目的ならなるべく新しい情報を出さずに今までと同じ行動で沈めていけばいいと思う」
「シュバインオーグ教導官はどうや?」
「そうね…逆転の発想をしたらどうかしら?」
「逆転の発想…?」
「そう。一撃で沈めてそれをこちらの奥の手と思わせるのよ」
「うーん…でも、それやとやっぱりリミッター解除になってまうで?」
「忘れているわよ、はやて。“魔術”にはリミッターなんて存在しないって…」
「ちょっ…! ここでまさか宝具使う気か?」
「ええ。あの程度ならそんなすごい宝具を使わなくても撃墜可能。
みんなの奥の手も出さずにすぐにかたがつけられるからお得よ」
「うー…まだ宝具の存在を知られるのはまずいと思うんやけど?」
「平気平気…!
それに宝具に対抗できるやつなんて私の世界じゃあるまいしそうそういるわけないわ」
「そか? なら任せてええか?」
「ええ、任せて。こ
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