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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
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か、あとで聞けばいい。
ー◇◇◇◇◇◇◇◇◇ー
目的地に着くと、簪の他に織斑も含め六人いるが、織斑を含め三人がマッサージチェアみたいなのに寝ていた。電脳ダイブか。
「真理君なんでここに!?」
「簪、神倉社長と知り合いなの?」
簪の驚きにシャルロット・デュノアが俺と簪の関係を聞いてきた。
「…真理君はお姉ちゃんの許嫁で…私の幼なじみ」
「簪そんなことより、今の状況を教えろ」
「…今、織斑君が二人を救助するために電脳世界に行ってるの」
なるほど。つまり、今が絶好のチャンスってわけから。そう思い俺は一つの注射器を取り出した。
「ちょっとあんた!何してるのよ!?」
俺が織斑の腕に注射器を刺すとツインテールの女子が聞いてきた。俺は血を抜いて、注射器と一緒についていた、小さい円柱の容器に入れて保管した。
「なにって、血を採っただけだが?」
俺はそう言って次は織斑の髪を五本抜いた。きれいに毛根が付いていたのでティッシュで髪を包んでポケットに入れた。
「あんた、そんなの採って何をする気よ!?」
「場合によっては、わたくし達を相手にすることになりますわよ!」
「僕も2人と同じ考えです。神倉さん」
今度はオルコットとデュノアもか、めんどくさいな。俺は少し息を吐いて昔の感覚を出した。
「お前達が俺を相手にするだと?……笑わせるなガキ共」
俺の発言に三人共も顔から汗が出始めている。簪は昔の俺を知っているためあまり驚いていないが心配そうに俺とデュノア達を見ている。
「……まぁいいか。悪いなビビらして、ちょっと気になる事があってな。それで織斑の遺伝子情報が必要なんだ」
「気になること?」
デュノアが警戒しながら聞いてきた。
「いや、大した事じゃない。だから気にするな」
俺はそれだけ言って部屋から出て、黒風を展開して学園長室に戻った。
ー◇◇◇◇◇◇◇ー
「おや、お帰りなさい神倉君。書類のサインは済ませておきましたよ」
轡木さんはモニカさんとお茶を飲みながらチェスをしていたらしい。
「轡木さん。一つ聞いても良いですか?」
「なんですか?」
「あんたもしかして、織斑一夏がISに乗れる理由知ってるじゃないんですか?」
「…何故そう思うのか教えてくれないかね」
「織斑は俺の目の前で『零落白夜』を使いました。普通ワンオフ・アビリティーは絶対に他者がマネすることは出来ない物だ」
IWSを研究していた俺には分かる。ワンオフ・アビリティーは絶対にマネ出来ない。だから同じワンオフ・アビリティーを使う方法は一つしかない。だが、織斑の性別上はそれはありえない。
「……………」
黙りか
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