合格祝い3
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。家々から楽しそうな話し声やテレビの音が聞こえてくる。反対方向から自転車がすーっと通り過ぎて行った。ヒカルは瞼を閉じていっぱいに息をした。
「・・・佐為は佐為だ」
有明月が夜空に黄色く輝いている。それを眺め、ふと寂しい気持ちに襲われた。一番昔に執着しているのは自分かもしれない。佐為に貸した秀策の本のことがヒカルの頭によぎった。佐為に貸してくれとも言われていない、自発的に貸した秀策の本だった。
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