−代表決定戦−
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ドドドアックス》!!」
ドドドウォリアーの斧が馬頭鬼を墓地に送る。
三沢LP3000→2400
「だが、俺の妖怪たちは墓地に送られてから真価を発揮する!」
そう。それが三沢の妖怪たちの厄介なところだ。
今墓地に送った馬頭鬼など、その最たる例だろう。
「カードを一枚伏せて俺はターンエンド!」
「俺のターン、ドロー!
遊矢。このターンで君へのダメージを利息をつけて返済させてもらう!」
「なに!?」
三沢には何か手があるようだ。
「リバースカード、《妖魔の援軍》!!ライフを1000払うことにより、墓地のレベル4以下のアンデット族モンスター二体を特殊召喚出来る!」
三沢LP2400→1400
「現れろ!《カラス天狗》!!《牛頭鬼》!!」
まずい!
「カラス天狗の効果を発動!このカードが墓地から特殊召喚に成功したため」
「待った!手札から《エフェクト・ヴェーラー》の効果を発動!手札から墓地に送ることで、相手モンスターの効果を無効にする!」
エフェクト・ヴェーラーがカラス天狗を包み込んで、効果を無効化する。
助かったぜ、ラッキーカード。
「ならば、牛頭鬼の効果を発動!一ターンに一度、デッキからアンデット族モンスターを墓地に送る。」
墓地に送られたのは《陰魔羅鬼》
墓地から特殊召喚した時一枚ドロー出来る妖怪…
「やっぱり、お前は強いな三沢…」
「お褒めに預かり光栄だが、まだ終わっていない。フィールドの妖怪を二体リリースし、閻魔の使者《赤鬼》を招来する!!」
赤鬼
ATK2800
DEF2100
「来たか…赤鬼!」
三沢のエースカードである赤鬼。
高い攻撃力と、召喚時にのみしか使えないものの、強力な効果を持つ。
「赤鬼の効果を発動!手札を一枚捨てることにより、相手フィールド場のカードを手札に戻す。《地獄の業火》!」
赤鬼の出す炎によりドドドウォリアーが手札に戻される。
俺のライフは2600。
赤鬼の攻撃で尽きるが、この程度で機械戦士が負けるわけがない。
少なくとも、三沢はそう考えているだろう。
無論、俺もだが。
「赤鬼で遊矢にダイレクトアタック!《鬼火》!!」
再び赤鬼から出される炎に、会場がああ…という声を出す。
「リバースカード、》トゥルース・リインフォース》を発動!デッキからレベル2以下の戦士族モンスター、《マッシブ・ウォリアー》を特殊召喚!」
デッキから現れた機械戦士が俺の代わりに炎に包まれる。
「…前のデュエルでも、そいつにやられたな…俺はリバースカードを一枚伏せ、ターンエンド。」
「俺のターン、ドロー!」
さあて、面白くなって来たな。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ