−代表決定戦−
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も食うか。」
4時に校長室を出た筈なのに、気づけば7時になっていた。
…集中すると、時間がたつのは早いな。
ラー・イエローの食堂で、カレーでも食おう。
そう思い機械戦士たちをカードケースにしまい、ラー・イエローの寮に向かうことにした。
そして翌日。
ノース校との友好デュエル。その代表決定戦だ。
俺と三沢は向き合って、デュエル場に立っていた。
「遊矢。今日は、俺にとってリベンジなんだ。」
「リベンジ?月一テストの後何度も勝ってるだろ?」
勝率は五分五分だが。
「なに、月一テストのような晴れ舞台で負けたんだ。借りは晴れ舞台で返したいという、ただのくだらないプライドさ。」
三沢が自嘲気味に笑う。
「なるほど…分かるな、その気持ちは。」
俺が三沢の立場なら、きっとそう思うだろう。
晴れ舞台の借りは晴れ舞台で返す。
「そうか…ありがとう。遊矢。今日はお互いに頑張ろう。」
「ああ。」
俺たちが会話をしている間に、クロノス教諭がデュエル場に上がる。
「あ〜テステス。こちらマイクのテスト中なノーネ。」
クロノス教諭、テストは良いですから。
「これより、デュエルアカデミアノース校との友好デュエル。その代表決定戦を行うノーネ!」
ワァァァァ!と生徒から歓声が上がる。
…相変わらずイベント好きな学校だな。
「代表者候補は、オベリスク・ブルー!妖怪デッキのシニョール三沢大地なノーネ!」
クロノス教諭の言葉と共に三沢がデュエルディスクをセットする。
「対するもう一人は、オベリスク・ブルー!機械戦士のシニョール黒崎遊矢なノーネ!」
デュエルディスク、
セット。
俺も三沢も準備万端だ。
「デュエルスタートなノーネ!!」
クロノス教諭の宣言と共に、俺と三沢の代表決定戦が始まった。
俺のデュエルディスクに『後攻』と表示される。
「俺のターン、ドロー!」
三沢の先攻。
「俺は《牛頭鬼》を攻撃表示で召喚!」
牛頭鬼
ATK1700
DEF800
「牛頭鬼の効果。一ターンに一度、デッキからアンデット族モンスターを墓地に送ることが出来る。」
三沢はアンデット族モンスター、《カラス天狗》をデッキから墓地に送った。
「カードを一枚伏せ、ターンエンドだ。」
「俺のターン、ドロー!」
まずはあの厄介なのを倒すところからだ。
「俺は《マックス・ウォリアー》を召喚!」
頼むぜアタッカー!
マックス・ウォリアー
ATK1800
DEF800
「マックス・ウォリアーで牛頭鬼に攻撃!《スイフト・ラッシュ》!!」
相手モンスターに攻撃することで
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