暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
苦悩
[1/6]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
呆然と立ち尽くすティアナの前には、いつもとは打って変り冷徹な視線を送る聖の姿があった。その様子に聖の後ろにいたスバルも少したじろいだ。
すると聖はゆっくりと地上に降りると、まっすぐティアナの元に向かった。ティアナの目の前まで来ると静かに告げた。
「お前は後ろに下がってろ。これ以上いると邪魔になるだけだ」
「っ!!……わかり……ました」
体を震わせながらティアナは言うと踵を返し、ゆっくりとした足取りでその場から下がっていった。それが心配になったのかスバルも地上に降り、ティアナの後を追おうとするとそこで聖が声をかけた。
「スバル。……ティアナのことちゃんと見といてやれ。お前はアイツの相棒だしな」
「はい!」
スバルが行くのを見送ると聖はまた空に上がり、残りのガジェットの殲滅に向かった。
全てのガジェットを殲滅し終わり、皆が事後処理に追われている中、聖はティアナのもとにいた。ティアナは先ほどからずっと俯いている。それだけ先ほどのミスがショックなのだろう。
「ティアナ。まぁさっきのミスについてはもう自分で大体わかってると思うから、追求はしない。だけどいつまでも引きずるな。失敗は次につなげればいいさ」
「……はい。わかりました」
ずっと俯きながら言うティアナに少し心配を抱きながらも、その場を離れることにした。だが聖がその場を離れようときびすを返した時、前方になのはの姿が見えた聖はそのまま進むと、
「……ティアナのことちゃんとフォローしてやれよ?」
すれ違いざまになのはだけに聞こえるように小さく言うと、なのはも少し笑みを見せながら頷いた。
その後なのはとティアナは2人で話しをするため茂みの中に姿を消した。聖も残してきた事後処理をするため、他の皆がいるところに向かった。
事後処理も終盤に近づいた時はやてが一人の男性を連れて聖の元にやってきた。男性は長い緑色の髪が特徴的で、服装は白いスーツだった。
「聖君。今暇か?」
「あらかた事後処理は終わったしな。暇といえば暇だな、そちらは?」
聖が男性の方に目を向けると、男性の方から挨拶してきた。
「君がクロノくんの元部下だった聖くんだね?査察官のヴェロッサ・アコースだ。よろしくね」
握手を求めてきたヴェロッサに聖は応対し自らも自己紹介をした。
「白雲聖だ。よろしくなヴェロッサ、クロノ提督のこと知ってるってことは本局にもいたのか?」
「うん。でも僕が行った時は大体君は非番か、外にでていて会うことはなかったけどね」
「はいはい。その話はまた今度にしてくれへんかなロッサ」
言葉をさえぎるようにはやてが口を出してきた。そして聖に向き直る。
「聖君。戦闘中
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ