設定
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後
世界観設定
数学には無限集合論というものがある。
そこでは無限は無限種類あり、無限は無限によって比較でき大小を比べることができる。
最も小さい無限は可付番集合や可算集合と呼ばれ、その集合の元に対してω:1,2,3・・・と対応付けでき、これは自然数の集合と一致することは自明なので証明は略。
比較するための基準のことを濃度と呼ぶ。基数と呼ぶことも
濃度をアレフと書き、最も小さい無限はアレフ・ヌル(またはアレフ・ゼロ)と呼ばれる。
無限を比べる場合はこの濃度を比べる。
大きくなっていくにつれてアレフ・ゼロ<アレフ・ワン<アレフ・ツー・・・となっていく。
そしてアレフ・ヌルからアレフ・ワンへ濃度を増やす場合はアレフ・ヌルの自乗。
つまりアレフ・ヌル^アレフ・ヌル=アレフ・ワン
アレフ・ワン^アレフ・ワン=アレフ・ツー
以下同様。
そしてアレフ・ωは超限順序数というものになる。
簡潔に言うと無限の無限乗を無限回したさきの無限大。
つまりアレフ^アレフ^アレフ・・・
=ω^ω^ω・・・
=ε0
ε0はイプシロン数の中では最も小さい。
そして先ほどのようにε0^ε0としてもε1にはならない。
ε0からε1に濃度を増やすっためにタワー表記を用いる。
例えば3^3を3↑3と表記する。
次に3↑↑3は3↑3↑3になる。
3↑↑4なら3↑3↑3↑3になる。
つまりX↑↑YはXのX乗をY個繰り返すことになる。
これを用いてε0↑↑ω=ε1とする。
つまりε0^ε0^ε0・・・=ε1
ε1↑↑ω=ε2
以下同様
このように濃度はどこまでも増やしていける。
そうしてあらゆる無限の濃度よりも大きい無限を絶対無限と呼ぶ。
和葉と神無はその絶対無限次元から世界を見下ろし観察している。
和葉の設定
能力:数学
森羅万象は全て秩序的な働きをしており、絶対に計算できてしまう。
和葉には不意打ちというものは一切存在しないし、夢や幻なども存在しない。
そして、全てを計算できるため運命や因果律も存在しない。
運命系や因果律系の能力は一切使えない、発動できない、効果を及ばさない。
そのため普段から「解る」という言葉を使う。
数学は神の言葉のため絶対に逆らえない。
神の言葉を覆せるのは神の言葉(数学)だけ。
しかし、数学という異能や能力を自分以外使えないことを数学的に証明しているため叶わぬ夢である。
第一話でそれがお分かり頂けるだろう。
数学は神の言葉のためなんでもできるし、できないことはないため全能。
そして、数学という能力を和葉以外は使えない以上全能でな
[8]前話 前書き [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ