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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第95話 赤き炎と赤き羽
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俺たちが一番奥の部屋に来た時は、すでに手遅れだった・・・

フ「不、不死鳥の、欲望が・・・」

ハ「発動しちゃった・・・」

俺たち3人の目の前にいるのは、体全身から炎のような真っ赤なオーラを噴出してるマヤがいた。マヤの大きなオレンジ色の瞳は、炎のように真っ赤に染まっていた。

ヤ「驚いただろう。これが、不死鳥の欲望さ。」

後ろからヤマトが歩み寄ってくる。マヤと同じ色のオレンジ色の瞳が怪しく光った。

ナ「・・・・・・・・かよ。」

ヤ「?」

ナ「父さんじゃなかったのかよっ!!」

ヤ「あぁ。あれはこいつを騙すために言った真っ赤な嘘。まぁ、あっという間にこいつには見抜かれたけどな。」

そこまでして、火炎石が欲しいのかよ・・・!

ヤ「火炎石は売れば高額だ。それに、俺も同じララルド一族の者なのに、何で俺のところに火炎石が渡って来なかったんだよっ!!」

ナ「金の事しか頭にねぇお前なんかに、こんな貴重なもん渡すわけねぇだろっ!!」

ハ「そうだそうだー!」

フ「お前みたいなやつは、金の亡者なんだよっ!!」

俺たちの言葉にいらついたのか、ヤマトは不機嫌な顔をする。

ヤ「お前等はこいつを助けたいんだろ?こいつを助けるには、不死鳥の欲望を止めるしか方法はねぇぜ。お前等がこいつと戦って、勝つしか方法がねぇんだよ。」

ナ&ハ&フ「!!!???」

マヤと・・・戦う・・・!?

ヤ「さぁどうする。」

ナ「・・・・・俺はやる。」

ハ「ナツゥ!?」

俺はマヤを助けるんだ。そのためにも、やらなくちゃならねぇんだよっ!!

フ「さすがマヤが選んだ男だな。」

どうゆう意味だよっ!!フレイも人間の姿になる。

ヤ「随分と勇気ある少年たちだ。だが、その無鉄砲な行為のでいで、儚い命になる事に後程後悔すればいいっ!!今のこいつに勝てる者なんていないのだから。お前等に見えている未来は・・・『死』だ。」

俺の耳にはヤマトの声なんか耳に一切入っていなかった。俺はマヤを見つめる。今のマヤの瞳には光が射していなかった。必ず・・・必ず助けてやるからなっ!!

ナ「ハッピーは下がってろ!いくぞフレイ!!」

フ「了解!!」

俺たちが走り出したと同時に、マヤも俺たちに向かって走り出した。

ナ「火竜の・・・鉄拳ッ!!」

フ「ファイアメイク、弓矢ッ!!(アーチェリー)」

俺は炎を纏った拳で殴りかかり、フレイは炎の矢を撃った。が、俺たちの攻撃を瞬時にかわしたマヤは、俺の顎に、フレイの腹部に蹴りをお見舞いする。

ナ&フ「ぐへっ!!」

俺たち2人はかなり遠くまで吹っ飛ぶ。マ、マヤって・・・こんなに格闘技強かったか?ユモに教わってるってゆうのは聞いて
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