第95話 赤き炎と赤き羽
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
俺たちが一番奥の部屋に来た時は、すでに手遅れだった・・・
フ「不、不死鳥の、欲望が・・・」
ハ「発動しちゃった・・・」
俺たち3人の目の前にいるのは、体全身から炎のような真っ赤なオーラを噴出してるマヤがいた。マヤの大きなオレンジ色の瞳は、炎のように真っ赤に染まっていた。
ヤ「驚いただろう。これが、不死鳥の欲望さ。」
後ろからヤマトが歩み寄ってくる。マヤと同じ色のオレンジ色の瞳が怪しく光った。
ナ「・・・・・・・・かよ。」
ヤ「?」
ナ「父さんじゃなかったのかよっ!!」
ヤ「あぁ。あれはこいつを騙すために言った真っ赤な嘘。まぁ、あっという間にこいつには見抜かれたけどな。」
そこまでして、火炎石が欲しいのかよ・・・!
ヤ「火炎石は売れば高額だ。それに、俺も同じララルド一族の者なのに、何で俺のところに火炎石が渡って来なかったんだよっ!!」
ナ「金の事しか頭にねぇお前なんかに、こんな貴重なもん渡すわけねぇだろっ!!」
ハ「そうだそうだー!」
フ「お前みたいなやつは、金の亡者なんだよっ!!」
俺たちの言葉にいらついたのか、ヤマトは不機嫌な顔をする。
ヤ「お前等はこいつを助けたいんだろ?こいつを助けるには、不死鳥の欲望を止めるしか方法はねぇぜ。お前等がこいつと戦って、勝つしか方法がねぇんだよ。」
ナ&ハ&フ「!!!???」
マヤと・・・戦う・・・!?
ヤ「さぁどうする。」
ナ「・・・・・俺はやる。」
ハ「ナツゥ!?」
俺はマヤを助けるんだ。そのためにも、やらなくちゃならねぇんだよっ!!
フ「さすがマヤが選んだ男だな。」
どうゆう意味だよっ!!フレイも人間の姿になる。
ヤ「随分と勇気ある少年たちだ。だが、その無鉄砲な行為のでいで、儚い命になる事に後程後悔すればいいっ!!今のこいつに勝てる者なんていないのだから。お前等に見えている未来は・・・『死』だ。」
俺の耳にはヤマトの声なんか耳に一切入っていなかった。俺はマヤを見つめる。今のマヤの瞳には光が射していなかった。必ず・・・必ず助けてやるからなっ!!
ナ「ハッピーは下がってろ!いくぞフレイ!!」
フ「了解!!」
俺たちが走り出したと同時に、マヤも俺たちに向かって走り出した。
ナ「火竜の・・・鉄拳ッ!!」
フ「ファイアメイク、弓矢ッ!!(アーチェリー)」
俺は炎を纏った拳で殴りかかり、フレイは炎の矢を撃った。が、俺たちの攻撃を瞬時にかわしたマヤは、俺の顎に、フレイの腹部に蹴りをお見舞いする。
ナ&フ「ぐへっ!!」
俺たち2人はかなり遠くまで吹っ飛ぶ。マ、マヤって・・・こんなに格闘技強かったか?ユモに教わってるってゆうのは聞いて
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ