第20話 二次との遭遇
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。以後お見知りおきを」
一応最初にフレーゲルの母である姉に“ファーレンハイトを名乗らずにブラウンシュバイクを名乗りなさい”と言われたので、挨拶では渋々ブラウンシュバイクと名乗っているのである。
父親の男爵はパッとしないごくありふれた貴族にしか見えないが、母親がエネルギッシュでかかあ天下であることが醸し出されていた。そんな中、ラミディアはマグダレーナと親しく話し始めた。
暫くして、ヴァストパーレ男爵夫人が左右を見回して一人の年若い貴族に手招きをして呼ぶ。
「エーリッヒ、こちらへ来て、ラミディア様にご挨拶なさい」
夫人の声にその少年が気づき近づいてくる。
「ラミディア様、当家の遠縁に当たるリメス男爵家の若当主を紹介いたしますわ」
はぁ?リメス男爵ってココアさんの爺さんの家だよね、二次ではもう廃嫡しているはずだけど、いや原作にリメス男爵なんて出てなかったし、どう言う事だとラミディアは思った。
「ラミディア様、始めまして私はエーリッヒ・フォン・リメスと申します。以後お見知りおきを」
はぁ????其処にいたのは、丁重に貴族風の挨拶を行う黒髪の可愛い感じの少年だった。
驚いているラミディアにマグダレーナが話しかける。
「ラミディア様、エーリッヒは五年前に御両親と御祖父を事故で亡くされて、我が家で姉弟のように育ちましたのよ」
はぁああ??何でココア閣下がこの世界に居るんだ?此処は銀英伝の世界だろ、あれか、ラインハルトが平凡な人生を送るから原作のバタフライエフェクトが起こったのか?それともこの世界は田中先生の銀英伝じゃなく、azuraiiru先生の二次創作銀英伝の世界なのか????
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