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ロボスの娘で行ってみよう!
第74話 後始末
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征どころでは無い状態であった。

しかしこの状態は、宇宙艦隊を率いるメルカッツ元帥にしてみれば、願ったり叶ったりであり、練度やモラルが低下している、帝国正規艦隊の訓練に費やす時間が増えた事を意味し、政治的に中立であり、皇帝陛下に忠誠を尽くすのが軍人の職務と考える、古武士メルカッツの限界と言えた。

そんな中、大将に昇進したラインハルトは同じく中佐に昇進したキルヒアイスを連れて、新たに下賜された新型戦艦ブリュンヒルトを見ながら、脳天気な事をほざきながら、簒奪への意志を更に深めていった。


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