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IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第03話
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、それ俺と一緒じゃないか」

「さっき山田先生も言ってたけど、どういうことだ?」

「いや、俺がセシリアと試合した時も似たような感じだったんだよ……」

一夏がしみじみと言った。

「そういえば、俊吾。フォーマットとフィッティングは終わったのか?」

「いや、まだだ。織斑先生に言ったらさっさと行けって言われた」

「ははは、それも俺と一緒か……」

二人で話していると、怒号が飛んできた。

『お前たち何をいつまでも話している!!!時間が押してるんだ!!!さっさと始めろ!!!!!』

ISのインカムに大声でそう言われた。

「だってさ。始めるしかないでしょ?こりゃ」

「だな。そういえば、俊吾。今日、アリーナ一般生徒いるの知ってるか?」

一夏が言ったとおり、観客席にはたくさんの生徒がいた。まぁ、カタパルトから出てきた時に嫌でも目に入ったけどさ。

「下手な試合はできないな、俊吾」

「お手柔らかに頼むよ、一夏」

「それは出来ない、な!」

一夏は瞬間加速(イグニッションブースト)を使い、突進してきた。手には雪片弐型が握られている。俊吾は何となく、それが読めていたので下に避ける。

「ええっと、武器は……」

そう言うと、武器一覧が表示された。

・ミサイル 弾5
・サブマシンガン(弾薬数 30) 2丁  予備マガジン10個
・スナイパーライフル(弾薬数 5) 1丁 予備マガジン5個
・アサルトライフル(弾薬数 20) 1丁 予備マガジン5個
・ショットガン(弾薬数 7) 1丁 予備マガジン5個
・グレネードランチャー(弾薬数 6) 1丁 弾18
・ハンドガン(弾薬数 12) 2丁 予備マガジン10個
・ショートブレード 1つ
・ダガーナイフ 5つ
・近接ブレード 2つ
・シールド 1つ

パッと見、こんな感じだった。やっぱり、これだけ多いと迷うな。ま、無難にアサルトライフルでいいか。

「確か、武器を呼び出すときはイメージを強くすればいいんだっけ……」

俊吾は頭の中でアサルトライフルのイメージを強めた。すると、手に光が集まり、一瞬光ったと思うと手にアサルトライフルが握られていた。

「お、出来た出来た。じゃ、攻撃開始と行きますか」

攻撃しようと反転すると、5メートル先に一夏がいた。

「うわ、もう来てるし」

俊吾は上昇する。

「待て!」

一夏も俊吾を追い掛け上昇する。
一夏が着いてきていることを、俊吾は瞬時に反転。アサルトライフルを構える。

「フッ!」

弾が発射される。その弾は一夏に吸い込まれるかのように当たった。

「よし、初弾命中!」

俊吾は続けて、2、3と弾を撃ち続ける。それは全て一夏に
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