少年は加速するようです Round1
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…えい!」
ベシン!
さっきより強めに放たれたデコピンだったが、しかし。HPバーは2%程度しか減らなかった。
「す、凄い効果だな!これなら行けるぞ!」
『そうですね、主!』
「ふ〜む………≪ライトニング・サークル≫!」
「なっ、ばばばばばばばばばばばばばばば!!」
『きゃあぁぁぁあぁぁぁぁああぁぁあぁあ!?』
ガリガリガリガリ!とHPが削れて行く。
が、二人で食らっているにも関わらず、4割強削られるにとどまった。
「あ、あたたたた………。さ、流石に二連続はきっついなぁ。」
「これ、シュウの防御を上げて、総合値からいくらかがオウカちゃんにも流れてる感じね。」
「俺の防御力時自体はそんなに上がらないと。まぁそれで普通くらいだから、問題ないけど。」
『申し訳ない、主……。』
しかし使い勝手が良いな、この必殺達。問題は、一回フルチャージしないとダメって事だが。
一通り確認が終わり、HPを均等にししばらく待ち・・・タイムアップ、ドロー。
「さて、適当に乱入するか!」
「やっと本番って言うことね。腕が鳴るわぁ〜……の前に。
このニューロなんとかって、調子悪いのかしら?体が動かしにくいわ。」
「そりゃ……このアバターのポテンシャルが、リアルの肉体よりヘボいからな。思い通りには動かないよ。」
レベル上げれば別だろうけど、と一応言っておく。
それに、めんどくさいと言いつつもやる気満々のノワール。実は格ゲー大好きなのだ。
次点で好きなのが木乃香と言うのがまた何とも。
ちなみに、今いる麻帆良をAWの東京に見立て、場所をリンクさせてあるので、リアル割れだけはしない、
対戦だけ楽しめる状況になっている。そのウチ、あちらにも行こうとは思っているが。
「ねね、この二人なんかどうかしら?」
「Lv4の二人組?いきなり高レベルすぎるって。やっぱりLv1なんだし、サシでやった方が良くないか?」
「嫌よ。いくら動かしづらいとは言っても、勝負にならないわ。
仕方ないわねぇ……あ、じゃあこの人達にしましょ。」
と、指差したのは・・・・・Lv4とLv2のタッグ。
そうですか、どうしてもそのくらいじゃないとダメですか。
「仕方ないなぁ、もう。」
「ウフフ、ありがと。それじゃ早速―――」
―――【HERE COMES A NEW CHALLENGER!!】
バシィッ!
次の瞬間、俺達の体は再びデュエルアバターへと包まれ、HPと必殺のゲージが左右に4本ずつ伸びる。
そして、その間にカウントが表示され・・・・・
―――【FIGHT!!】
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