暁 〜小説投稿サイト〜
古の鉄の巨人を駆る他世界への介入者
ネルフ視察
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「はぁ・・・遂にこの日が来ちゃったわね・・・」
「そ、そうですね・・・」

ネルフの入り口であるゲートの前にはリツコとその弟子的な存在のマヤ、マヤと同じオペレーターのシゲルが立っていた。本当はここに冬月かゲンドウが居なければいけないのだが、ゼーレからの老人から二人揃って呼び出しを食らっている為無理。ミサトは居ると絶対相手にけんかを吹っかけるので却下、リツコが頭を回転させて連れてきたのがこの二人だった。

シゲルは先程からずっと深呼吸を繰り返している。それも致し方無いだろう。これから来るのはグライナルリーゼズ、しかもその上層部のメンバーが視察に来るというの言うのだから。もしも、この視察でネルフが無能、役立たず、唯の金食い虫と認識されれば廃止は必須。何とかそれだけは阻止しなければならない。が、マヤは落ち着いていた

「せ、先輩、一体誰が来るんでしょうか・・・」
「・・・今解っているグライナルリーゼズの上層部は、キョウスケ・ナンブ大将、八雲 闇夜少将、八雲 藍准将、キラ・ヤマト准将、シン・アスカ准将、そしてって所ね・・・。可能性としては闇夜少将が来るんじゃないかしら・・・?それにしても、マヤ。貴方随分落ち着いてるわね」
「ちょっと良い人に会えましたから♪」
「良い人?」

そういったとき、ゲートがゆっくりと開き始めた。リツコ達は喉をごくりと鳴らして覚悟を決めた。そして、次の瞬間目を疑った。そこにいたのは

八雲 闇夜少将、ミゲル・アイマン大佐、シンキ・ナンブ少佐、惣流・アスカ・アイマン大尉、そして極めつけはキョウスケ・ナンブ大将。この5人がやってきたのだ。リツコは嘗て無い程今居る状況を恨んだ。

「(どうしてナンブ大将が来てるのよ〜!!?)」

まさかまさかのグライナルリ−ゼス隊長自らネルフの視察にやってきただ、これには驚くしかない。確かに上層部の人間が来るとは言っていた。言ってはいたが誰が特務機関の最高責任者が来ると予想できるだろうか!!?

因みに何でアスカがアイマンというのをしてるかというと、アスカとキョウコの親子は何処に世話をしてもらうかという話をしていた時、キョウコから出来ればミゲルの所がいいと言ってしまい、ミゲルはそれを快く承諾。そして、その後、共に暮らしているときにキョウコの巧みな話術によってアスカの心情がミゲルへ露見。ミゲルは嬉しく思いながら

『あ〜・・・そのぉ・・・あ、後数年したら交際してもやらんでもないぞ・・・?』

っと言う返事をして、気が早いがアスカとキョウコはラングレーからアイマンというものに変った。因みにミゲルとアスカの歳の差はだいだい9、このよってミゲル、ロリコン疑惑というものがたってしまいミゲルは後悔する事になった。が、キョウコが後戻り出来ないように様々な噂話を立ててミゲルの逃げ道を
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ