−本物と偽物−後編−
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げでそれが叶ったんです!」
『遊矢の言う通りだぜ!』
『クロノス教諭ー!お願いしまーす!』
みんなも同じ意見のようだ。
「もちろん、ワタシは最初っからそのつもりなノーネ!」
「クロノス教諭…!」
流石はクロノス教諭!
「しかーし、ワタシはそう思っても査問委員会が納得しないノーネ。よって、シニョール遊矢!シニョール神楽坂の処分を軽くする為の署名を、明後日までに提出するノーネ!」
「分かりました!」
即答した俺に、クロノス教諭は満足そうに微笑んだ。
それから俺たちは生徒たちに署名をお願いしに行った。
驚いたのは、オベリスク・ブルーのエリートたちも署名してくれたことや、先生方も書いてくれたことだ。
クロノス教諭から署名用紙を渡してもらった時、一番最初に
『クロノス・デ・メディチ』
と書いてあったのが笑えたな。
かくして、署名が役にたったのか、神楽坂の処分は一番小さい三日間の謹慎となった。
今頃、自分だけのデッキを部屋で作っているだろう。
本来の場所に戻ったデッキは、見学会場に置かれている。
そんな感じで、武藤遊戯のデッキ盗難事件は幕を閉じた。
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