−本物と偽物−後編−
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の使者−に攻撃!」
「なっ…!?迎え撃て!開闢の使者!開闢走破斬!!」
最強の戦士が剣を振りかざす。
「このタイミングでバスターランチャーの効果を発動!このカードは攻撃力1000以下のモンスターにしか装備出来ないが、戦闘した相手モンスターの攻撃力が2500以上だった場合、装備モンスターの攻撃力を2500アップさせる!!」
スピード・ウォリアー
ATK900→3400
「さ、3400だと!?」
「最強の戦士を破壊せよ!バスターランチャー、シュート!!」
スピード・ウォリアーが放ったビーム砲が開闢の使者を打ち倒す。
神楽坂LP3000→2600
「更にニトロユニットの効果、開闢の使者の攻撃力分のダメージを受けろ!!」
「うわあああああっ!!」
神楽坂LP2600→0
開闢の使者に付いていた爆弾が爆発し、神楽坂のライフを0にした。
「よっしゃああああッ!!
楽しいデュエルだったぜ、神楽坂!」
「負けた、か…これがコピーデッキじゃない、自分自身のデッキの力なんだな…」
神楽坂は膝をついているものの、妙に笑顔だった。
吹っ切れたのかな。
「ありがとう、遊矢。お前のおかげで伝説のデュエリストと自分の違いが分かった気がする…しかし、デュエルキングのデッキを使ってまで負けるなんて、俺には才能が無いのかな…」
「それは違う、神楽坂。」
「…三沢。」
最初からずっとデュエルを見ていた三人である、三沢、明日香、亮が近づいてきた。
「神楽坂くん。デュエルキングのデッキはブラックマジシャンを主軸にした重いデッキ。使いこなすだけでもかなりの腕が必要だろう。」
「カイザー…」
デュエルアカデミア最強のデュエリストに言われて、嬉しくないわけが無いよな。
「それに、お前を馬鹿にする奴ももうこのデュエルアカデミアにはいないだろうな。」
「どういうことだ三沢?」
「こういうことさ。」
三沢が崖の方を指さすと、そこには…
数え切れない程の、生徒・先生がいた。
『凄かったぜ神楽坂!』
『ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!』
『今度は俺とデュエルしてくれ!』
皆が皆、神楽坂の健闘を称えている。
「スプレンディード!シニョール神楽坂、素晴らしいデュエルだったノーネ。」
「クロノス教諭まで…」
神楽坂もクロノス教諭にはあまり良い感情を持っていなかっただろう。
オベリスク・ブルーと一部の生徒以外には厳しいからな。
「クロノス教諭。神楽坂くんの処分を出来るだけ軽くしてくれませんか?」
明日香が一歩前に出る。
「明日香の言う通りです。皆、武藤遊戯のデュエルを見たかった。神楽坂のおか
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