暁 〜小説投稿サイト〜
SecretBeast(シークレットビースト)
本編 第一部
二章 「恋と危険は何故か似ている」
第四話「おまえ、うちに来ないか?」
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いですむ」
「そうかそれはありがたい・・・・・・ん、へ?はああああ?」
「なんだ、そのあほ面は、男はそういう顔したらいけないって親にいわれないのか」
「お、おまえな、内弟子っておまえの家に住み込むってことだぞ?いいか、おまえは女なんだぞ、どうしたらこんな不良と一つ屋根の下で住みたいなんて思えるんだ?」
「私は面白い奴が好きなんだ。それに強い奴も好きだ。私としてはすでに女としておまえに唇を許してるしな。じいちゃんも反対しないぞ。うちは男が一緒に生活してるなんてしょっちゅうだったしな。大丈夫だ」
こいつ・・・・・・本気なのか意識してないのか。好きとかさらっと言うなよ。それも二回連続で。それからそうだ、こいつとは唇を許した仲だった。俺、なんか、しだいにこいつのこと好きになってるような・・・ば、ばかやろう。うう、だけどおもえばボクシングができなくなってからおれは熱中するものがなくなって少し荒れてたようなところもある。これは結構チャンスかもしれない。
とか考えてると
「でも、じいちゃんの稽古は下手をすると死ぬときもあるから気をつけろ」
 さらっとこいつはものすごいことを言った。
 ど、どうしよう俺。

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