第二十一話 決着 中編
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じゃあ仕方ないね」
レイはエアをフェイトに向ける。
「死なない程度に魔法をぶつけて、戦闘不能になったところを回収することにするよ」
「そんなこと、させません!」
レイとフェイトが睨み合う。
「主ら、我らのことを忘れてはおらぬか?」
すっと、フェイトの右に遼、
「私、シグルドさんとフェイトちゃんとお友達になりたいの、だから、こんな所で負けるわけにはいかないの!」
左になのは、
「あたしも、全力でサポートするよ!」「僕だって!」
後ろにアルフとユーノが並び立つ。
その光景に、フェイトは胸が熱くなる。
フェイトは精一杯の感謝の気持ちを込めて、こう言った。
「うん、みんないこう」
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