第一幕その四
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王に会われることをお楽しみにと」
「わかりました。それでは」
「はい」
クルヴェナールはイゾルデの言葉を受けた。イゾルデは言葉をさらに続ける。
「トリスタン殿にお伝え下さい」
「何と?」
「王の前に御一緒に出られることを望まれるのなら礼に適った方法で済んでいない償いをしてからにして欲しいと」
「我が主にですか」
「そうです。さもなければ貴方の案内でコーンウォールには向かいません」
言葉は強かった。やつれてはいたが。
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