暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
A's編 その想いを力に変えて
28話:今日も今日で騒がしい一日となりまして
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ろか。
「フェイト、大丈夫!?」
「フェイトちゃん!」
外野にいたアリサ、同じ陣地にいたなのはが寄ってくる。少し遅れてすずかと、先生もやってくる。
「う、う〜…」
「お〜い、意識あるか〜?」
「…う、うん…なんとか……」
顔に当たって目を回したようだが、気を失うまでは至っていない。よかったよかった。
「士…ありがとう…」
「どうってことねぇよ。……ところでさ」
「な、なに?」
「起きれるんだったら、起きてくれない?ちょっと動きづらいんだが」
それを聞いたフェイトはみるみると顔を赤くさせていく。
「あ、えっと…ご、ごめん…(この格好…あの時と同じ…!)」
「謝るのはいいから、はよどいて」
「ほら、フェイト」
「あ、ありがとう」
近くに寄ってきていたアリサがフェイトに手を差し伸べ、フェイトを起こす。俺もようやく下敷きになっていた体を起こす。ケツについた土を払い落とす。
「ま、怪我がなくてよかったな」
「う、うん…」
「それじゃ、続きいくわよ!」
「お手柔らかにな」
で、結局ドッジボールは俺がすずかに当てられてこちら側の全滅で終わった。
すずかのボール、強すぎ……
「せいや!」
「わわっ…!」
大剣が振るわれ、相手を吹き飛ばす。その光景にアリサが焦りの声を上げる。
その隙を狙ってか、黄色い影が迫る。
「いけ!」
「あぶね!」
フェイトの声と共に黄色いネズミは電気の球を放ち、それを体を回すことで避ける。
その後飛び上がり、上にいるその影に向け剣を振る。だがそれも後ろに飛ぶことで避けられる。
「そこ!」
「っ!」
着地の瞬間、なのはの声と共にエネルギー弾が放たれる。結構近くで放たれ、着地寸前という事もあり、簡単に命中する。
当たった事で吹き飛ばされ、ステージの外まで飛ばされる。
「くっ、このぉ!」
だがここでやられる訳にはいかない。空中でジャンプし、ギリギリでステージの崖を掴む。起き上がりステージに足をつける。
「っ!?」
そこへ回転しながら突撃してくる黄色の影。咄嗟に回避行動をとり、難を逃れる。
途端に青い光の鞭が体を絡めとり、俺を投げる。
「くっ…!?」
「やった!」
犯人はなのは。ステージ外まではいかなかっただけでも良しとしよう。
着地し、すぐにチャージを始める。なのはとフェイトは少し先でやりあっている。
「これで!」
「わわっ…!」
フェイトの声と共に黄色い影は床を転がり電撃を放つ。茶色の銃士は慌てつつもそれを避け、ミサイルを放っている。
「隙あり!」
「―――っ!」
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