暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
A's編 その想いを力に変えて
28話:今日も今日で騒がしい一日となりまして
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ハ!貴様らがだべってる間に食ってやったのだ!気づかない方が悪い!

「あ、あれ?私の弁当のもなんか減ってる気が…」
「気のせいじゃないからな。お前のからも取ってる」
「え〜!?私のと士君のは中身同じでしょ!?」
「食いたい時に食う。これ食事の基本」
「それ絶対違う!」
「ていうかなんで私となのはのだけ!?」
「反応が面白いからに決まっておろう」

それ以上に何がある。

「こ、このぉ!!」
「おっと、俺の弁当には手出しはさせん」
「くっ、できる…!」

今日も今日で楽しい昼休みとなりまして。


















少し時間が経ち、午後の授業へと進む。

「では、今日の体育はドッジボールですが、寒いですから怪我をしないようにしっかり準備運動と柔軟体操をしましょうね」
『はーい!!』
「では二人一組でそれぞれやりましょうね」

先生の忠告に素直に返事を返す我がクラスメイト達。因に俺は欠伸をしていて返事ができなかった。

「士、やろうぜぇ」
「おう、いいぞ」

相手を捜そうとしたそのとき、クラスメイトの男子に声をかけられる。断る理由もないので、俺は快諾する。

「ん、くぅ……ちょ、士結構キツい…」
「あ、悪い。もうちょい緩めるか」
「た、頼む…!」

男子にそう言われ、俺は込める力を緩める。

「……にしてもよぉ…」
「ん〜?」
「お前って、フェイトと知り合いなのか?」

柔軟をしながらうまく顔をこちらに見せながら問いかけてくる男子。まぁ、転校初日っから話し合ってるところを見たら、そう思うわな。

「まぁ、な…」
「か〜!なんでお前ばっかあんな美少女達が多いのかね!」
「そう嘆くなよ。お前だってその美少女達と同じクラスなんだから」
「そうなんだが…なんか手が届かないような領域というか、壁みたいなのを感じゃうんだよ」
「なんだそれ」

ちらっと視線を移し、なのは達を見る。
丁度フェイトが柔軟をしているところで、手が靴の裏まで届いている。意外と柔らかいんだな。

「ほら、また彼女達を見てる」
「っ、お前が言うからだろ!?」
「またまた〜!」
「ったく、ほら変われ!次は俺だ!」
「はいはい」











「ふふふ、いい感じに分かれたわね」
「なのは、頑張ろ!」
「あ、足手まといにならない程度に…」

チーム分けを終え、それぞれのコートへ入る。
俺達五人はすずか、アリサの二人と、俺、フェイト、なのはの三人に分かれた。

「フェイトちゃん、前衛お願いね」
「うん、まかせて」
「士も頼むぜ!俺達男子の希望の星!」
「なんだその気持ち悪い星は」

運動能力が高いフ
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