十一日目 十二月一日(木)後編
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もらえませんか?」
「えーだって可愛いのにぃ。ダメかな?」
「絶対にダメです」
セイバーが目を細めて怖い顔をする。
「ちぇー、ほんといじわるなんだから」
むすっとするはるか。そんなはるかを無視して、セイバーが純一の腕を取って歩き出す。
「さぁ帰るわよ。家まで送るんでしょ。早くしないと日が暮れるわよ」
「え、っちょ、歩くの早いって」
「あーん、待ってぇ。セイバーちゃんのいけずー」
「だから、その呼び方止めて!」
ぴた、とセイバーが足を止め、振り返ってはるかを睨む。
(はは、今日無事に帰れるかな)
何よりも帰り道が心配な純一だった。
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