暁 〜小説投稿サイト〜
DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第50話:正義の味方は手加減知らず!
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
おりこの場で待機しちゃいます。

でもでも、世の中そう思い通りに行かないのが常……
超美少女が一人でポツンと佇んでいれば、股間を膨らませたお馬鹿ちゃんが群がってくる物……
私の目の前にも、キングレオ城から出張ってきた醜男ズが集まってます。

「おい女……怪しい奴だな! こんな所で何をしている!? 先程城に侵入してきた奴の仲間ではないのか?」
う〜ん……“うん。ピンクの鎧とはお友達!”って言っちゃうと100%面倒い事が待っているので……

「おほほほほ、私は怪しい者じゃございませんことよ。こんな美少女が怪しい訳ございませんじゃありませんか! 私はここで、イケメンの彼氏を待っておりますの。皆様の様なNotイケメンには用がございませんことよ! ですから私の前から消えちゃって下さいまし」
私はできる限り丁寧に退散を促したのだが……

「何だと怪しい女め……ちょっと我々の詰め所までご同行してもらおうか!」
NOです! NOですわ醜男共!
お前等間違いなくこの美少女にエッチな事をする気満々じゃん!
真面目くさった面してても分かっちゃいます。美少女の私には分かってしまいますよ!

「さあ来てもらおうか!」
私の手を掴み、エッチな場所へと連れて行こうとする醜男!
良い女へ簡単に乗れると思うなよ!

「きゃあ止めてよ、メラミ!」
「ぎゃあぁぁぁぁ…………」
私の手を掴んだ醜男は、掴んだ腕の肘より先を消し炭にされ、あえなくお空に舞い上がる。

「キ、キサマ……て、抵抗するのか!?」
「何を言いやがる! 抵抗してるのではない。自己防衛を行っているんだ! 美少女が大勢の醜男共に犯されない様に、正義の名の下に自身を守っているんだ!」

「ふ、ふざけるなー! こ、このテロリストめー!」
自己防衛だってんだろ!
私の事をテロリスト判定した醜男共が、一斉に襲いかかってくる!

「私の身体はウルフ以外、乗り入れ禁止じゃボケぇ!」
ってな感じでイオラを唱える正義の美少女マリーちゃん。
手加減をしたつもりなんだけど、醜男共の臓物を目の当たりにして、ちょびっとビビっちゃったお茶目なワ・タ・シ?

ベギラゴンで焼き払えば良かったと、後悔しながら踵を返して逃げ出しますぅ!

マリーSIDE END




[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ