暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜
第42話『夏祭りと花火大会…後編』
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〜まつり〜

アタシは地元から少し離れた所で祭りが有る事を友達に聞いて
今日この町の祭りに参加した
ここの祭りは活気があってアタシの気分を高調させた
遠くから聞こえる太鼓の音を聞きながら色々な店を回っていると

「あれ?高町君に月村さんじゃん」

アタシにここで祭りがあると教えてくれた2人に出会った
その後少し会話した後2人と別れてまた店を見て回っていると
アタシの大得意の型抜き屋を見つけた

アタシは全国大会で優勝するぐらいの実力が有るけど
こう言う普通の祭りに置いてある簡単な物をやったりするのも好きなので
私はすぐさま店へと近づいた

店にはお客さんが型抜きして完成されたものがいくつか並んでいて
その中で私は凄いものを見つけてしまった
それは龍の型で細くうねった体や髭、細かい牙や鱗に小さな手(前足)等
とても難易度が高い物が綺麗に抜かれた状態で飾られていた

それを見たアタシは直ぐに店のおっちゃんに誰がやったのかを聞くと
不知火ツバサと言う人が去年やったと教えてくれた

去年の大会の上位にそんな名前の人は他の部でも居なかったので
私はその人に興味を持ち
どんな人なのかをおっちゃんに聞いてみると

「あぁ、あの子だよ」

おっちゃんは店の奥で型を眺めている青い髪の小学生ぐらいの女の子を指差した

「えっと…あの青い髪の子ですか?」

私は勘違いだろうと聞いてみると

「あぁ、あの子が不知火ツバサちゃんだよ」

おっちゃんはあの子でがこの龍の型抜きをやった子だと言った
私は直ぐにその子の所に行って

「貴方があの龍の型抜きをやったの?」

私が後ろからそう話しかけると

「うん……」

この子は私の方を振り向いて簡素に返事をしたと思ったら
すぐに視線を型の方へと戻してしまった

「私は『型抜 まつり』(かたぬき まつり)
去年の型抜きの全国大会の高校生の部の優勝者よ」

アタシは自分の名前と一緒に
自分も凄い人なんだと思わせるように自己紹介をしてみると

「ツバサ……不知火ツバサ……」

この子…ツバサちゃんはこちらを振り返る事もせずに自分の名前を言った

(ん〜人と話すのが苦手なのかな?)

アタシはそう思いながら

「あの龍の型抜きを成功させる何て凄いじゃない
ちょっと私と勝負しようよ」

軽くそう言って見ると

「いいよ……」

ツバサちゃんは簡単にアタシの申し出を了承した

(へぇ〜余程自信があるのかな?)

まぁ相手は小学生なのだからと

「勝負の方法とかはツバサちゃんが決めていいよ」

アタシは そうツバサちゃんに告げると

「……わかった」

少し間を空けてツバサちゃんは了承して
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