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MASTER GEAR 〜転生すると伝説のエースパイロット!?〜
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と、再びハジメに敬礼をして返事をするコロネル大佐。
「こちらこそ。また一緒ですね。ハ……イレブン少将」
危うくハジメの名前を呼びそうになり、慌てて言い直すフィーユ。
「こうして共に行動できること、光栄に思います」
コロネル大佐と同じように敬礼をして僅かに頬を赤くして答えるソルダ。
「ふん! この未来の英雄である俺様がいるんだ。大船に乗ったつもりでいな」
両手をくみ胸を張って言い放つエイスト。
「イレブン少将。挨拶はこれくらいにして早く行きませんと」
横に立つファムにささやかれてハジメは自分達に出動命令が出ていることを思い出す。
「そうだった。皆、早くリンドブルムへ。急いで出動します」
ハジメはそう言うと急いでリンドブルムの中へ乗り込み、残った五人も後ろに続いていく。そしてハジメ達がリンドブルムのブリッジに辿り着くと、事前に基地と連絡をとっていたフィーユがハジメに報告する。
「イレブン少将、準備は整っています。いつでも発進できますよ」
「分かりました。リンドブルム、発進!」
『………!』
主の命を受けた鋼鉄の黒龍は、自らの体内に主とその部下達を乗せて空へと飛び立った。
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