暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
奪われた者、奪い返す者〜
[8/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、そろそろ戦線が持たない。撤退をしたいのだが・・・」

「うぇ!?あ、す、すみません!」

サクヤに言われ、俺と思春は慌てて立ち上がる。そして擬音と迷切を回収して外に出ようとした時・・・再び詠が天井を見た。

「なに?この感じ・・・どこかで・・・まさか!」


『や、闇ッス・・・!この世界では使えない筈なのに・・・しかも・・・!』

「咲の闇と似てるけど違う・・・じゃあ誰の・・・」

『駄目ッス・・・その精神状態じゃ駄目ッス!“早貴”さん』


リパルが天井に向かって叫んだ・・・

































































早貴〜

「グ、ァァァァアアウゥガ!」


(まさか・・・闇!?不味い、呑まれーーーー)




わたしの中から邪魔な何かが消えた。そしてそれと同時にドス黒い何かが身を包み、わたしを変えていく。

「さ、早貴・・・!?」

「な、なんだ?こんな魔法、僕は知らないぞ・・・」

「ガァァァ・・・!!」

アスナが泣いている。キリトが苦しんでる。誰が悪い?・・・・・・




ーーーーコ イ ツ ダーーーー



水色の髪は銀に、白い肌は禍々しい黒の鎧に包まれ、息が荒くなる。・・・凄かった。力だ。力が・・・みなぎる。

「・・・ハ」

「・・・?」

「ハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

簡単な答えに行き着いた。邪魔な荷物は退かせばいい。じゃあ邪魔な人間は?・・・コロセバイイ。

「キャハハハハ!!スゴウ・・・スゴォォォォォ!!」

目の前の男の名を叫ぶ。今なら奴に痛みを与えられる。今までのお返しが出来る。ああ、楽しいな、きっと楽しいな。


「アハ!アハハハハッ!シンジャエッ!」

踏み込み、爪を突きだす。

「くっ・・・」

ガギン!

・・・見えない壁に阻まれた。須郷はまだニヤニヤ笑ってる。・・・キモチワルイ。

「どんな魔法か知らないけどねぇ。僕には効かないんだよ!それとも見た目で「・・・ザイ・・・」な・・・?」


「・・・・・・ウザイ」

ガゴォン!

「だ、だからムダなんだ・・・」

「ジャマ、ウザイ、ドイテ、キエテ、クダケテ」

ガン!

殴る。

ガン!

殴る、殴る、殴る。

ガン!ガン!

殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る。

ピシッ・・・

ヒビが入った。

「ッッッォォアアァァァァアアア!!」
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ