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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
金銀の来訪
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にも負けず劣らずの大音量の音は窓ガラスを大きく揺らし、一夏と転校生の聴覚にも大きなダメージを与えていた。
「男子! 2人目の男子!」
「一夏君とは違う魅力!!」
「なんかこう守ってあげたくなるような!」
女子は歓声を上げてシャルルに魅了される、そして一夏は耳を押さえてまだ痛みに耐えていた。
「挨拶しろラウラ」
「はい教官」
ラウラと言うらしい女は千冬に敬礼をした。まるで軍で部下が上官に対して行い物とまったく同じ物である
「ここでは織斑先生と呼べ」
「了解しました、ラウラ・ボーデヴイッヒだ」
ラウラ・ボーデヴィッヒ。ただ、名前だけを簡潔に述べた。
「「「「・・・」」」」
「え〜っと・・・以上ですか?」
「以上だ」
そのあまりの簡単な自己紹介に教室の空気は死んだ。そしてラウラは、自分の近くにいた一夏に近づいていった。
「お前が織斑 一夏か」
「はい?」
一夏は疑問に思いながらそう声を上げると、ラウラからビンタが飛んできた。一夏は叩かれた頬を押さえて
「何故俺は叩かれた・・・」
「私はお前があの人の、教官の弟だという事は認めんぞ!」
「嫌々嫌々、アンタの俺の苗字知ってます?龍神ですよ龍神」
「・・・え?」
ラウラは一夏が自分の苗字は龍神だと伝えると、キョトンとした顔になり、口をパクパクとさせて驚いている。
「え・・・え?お前・・・織斑 一夏なのでは・・・」
「ぜんぜん違う、そういえば自己紹介してなかったな悪い悪い」
一夏は叩かれたのにも拘らず笑いながら立ちあがる。ラウラは自分よりも50センチ以上も大きい一夏を見上げるような形になっていた。それに気付いた一夏は膝を突いてラウラに視線を合わせた。因みにラウラの身長は148センチである。
「改めまして自己紹介だ。俺の名前は龍神 一夏だ、国際グルメ機構『IGONEO』第一研究開発所所長だ。宜しくな」
「あ、ああ・・・ラウラ・ボーデヴィッヒだ・・・。す、すまない。私の勘違いで叩いたりしてしまって・・・。名前は同じだったから・・・」
「ああもう良いよ、痛くなかったし別に気にしてないから。謝ってくれたからそれで良いさ、もんじゃま、握手と」
そう言って一夏が手を出すと、ラウラはおずおずとだが一夏の手を握り返した。その際に、先程の事が恥ずかしかったのか、顔を赤らめていた。それを見た女子達は、ラウラはうっかりやさんだと認識してしまったが
すると織斑先生が手を叩いた
「友好を築くのもいいが次の授業はグラウンドで行う。遅れるなよ、それと龍神、デュノアの面倒を見てやれ」
「うい〜す」
「はいかYESで答えろ」
「Yes Ma'am」
「・・・もういい」
そう言って織斑先生は山田先生を連れて教室か
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