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勇者指令ダグオンA's
第十三話 俺たちの正義
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りたい、それだけだった。ノルウェールが助けると安全な場所まで運んだ。

「・・・大丈夫か?」

「ありがとう!!」

女の子はノルウェールに笑顔を向けた。その笑顔がノルウェールには痛かった。女の子は武装局員に保護された。そして飛鳥が来た。

「ノルウェールさん・・・・戦ってください・・・私たちと一緒に」

「・・・何度も言うが・・・俺には正義なんて無い・・・」

「ノルウェールさん・・・正義はあるよ」

「なに?」

飛鳥の言葉に驚くノルウェール。飛鳥はノルウェールの両腕を包み込んだ。

「正義は誰かを思う小さな優しさから生まれるでしょ・・・今あなたは小さな女の子を守った。それは優しさでしょ・・・誰かを想っていれば・・・あなたの中にも・・・大きな正義は生まれるはずだよ」

「っく・・・」

飛鳥の言葉に歯を食いしばるノルウェール。

「自分に生まれたその正義を信じて・・・そう教えてくれたのはあなたなんだよ・・・」

「・・・・・・・・」

「私たちの正義で・・・ルシファーを倒しましょう!!」

「・・・だが!!」

「Don’t say !four or five!!」

「なに?」

「・・・待ってます」

飛鳥は意を決したようにルシファーに向かっていった。

「トライダグオン!!」

飛鳥の身体に紅のダグテクターが構築される。

「ウィザーアスカ!!魔導合体!!ウィザーダグオン!!」

飛鳥はウィザーダグオンになるとブレイブダグオンの隣に立った。

『・・・・ウィザーダグオン』

『お待たせ・・・ウィザーフラッシャー!!!』

ウィザーフラッシャーがルシファーにヒットするが

『こしゃくな!!』

ルシファーはウィザーフラッシャーを受けながらブレイブダグオン達を薙ぎ払った。

『『『うあああああああ!!!』』』

叩き付けられるブレイブダグオン達。一方ノルウェールは拳を握りながら葛藤していた。

「・・・俺の中にも・・・正義が・・・」

(自分に生まれた正義を信じて)

飛鳥の言葉、そして変な英語にノルウェールは意を決した。

「・・・『四の五の言うな』っか・・・俺はもう逃げない!力を貸してくれフレイムナイト!」

その瞬間ノルウェールとフレイムナイトの心が一つになった。

「フレイムライナー!!!」

フレイムライナーと一体化するノルウェール。

『チェエエエンジ!!フレイムナイト!!』

フレイムナイトになったノルウェール。

『フレイムマグナム!!』

『ごあああ!!』

フレイムナイトの攻撃がルシファーをけん制した。ブレイブダグオンとウィザーダグオン、そして北斗の前に降り立つフレイ
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