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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0337話
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に人のいる方を見ると、そこには3歳くらいのネギに10代の少女らしき姿があった。父親に会える会えないという話をしているとそこにネギと同じ年齢の少女が現れて多少の言い合い後、初心者用の杖を渡して去って行く。ネギの話によると10代の少女がネカネ、後から出て来たのがアーニャというらしい。

「ネギ先生、可愛いですわ……」
「委員長、あんたねぇ」

 あやかと神楽坂の声が聞こえて来るが、それとは関係なく場面が転換する。
 次に現れたのはどこかの酒場。偏屈そうな爺さんがナギの悪口を言っている。

「うわ、子供のいる場所で言う事じゃないでしょあれ」
「っていうか、ネギ君がいるって事はまだ昼間よね? それなのに酒を飲んで酔っ払ってるなんてちょっとどうよ?」

 円と美砂の言葉が聞こえ、場面転換。
 最初に出て来たネカネとアーニャがバスで帰っていくとネギは1人で杖を持って誰もいない家で魔法の練習をしたり、ナギの絵を描いたりして過ごしている。

「……ネギ先生、一人なのですか?」
「はい、叔父さんの家を借りて」
「でも、それはちょっと……」
「ユエ、今は……」
「はいです」

 綾瀬の質問にネギが答える。
 場面転換。
 繋がれている犬の紐を魔法で切って追われたり、凍っている湖へと飛び込んだりする。

「あらあら、ちょっとやんちゃしすぎねぇ」
「子供は風の子と言っても、これじゃ風邪の子アルね」

 千鶴と古菲のどこか呆れたような声。
 場面転換。
 ネギが湖に落ちたと聞き、急いで魔法学校から戻ってくるネカネ。何故こんな事をしたのかと問われればピンチになったら父親が来てくれると思ったからと答え、ネカネに泣かれるネギ。

「……ネギ君……」
「このちゃん、これはもう過ぎた事ですから」

 場面転換。
 春になり、湖で釣りをしているネギ。ネカネが来る日だったと気が付き村へと急ぐが、そこで見たものは燃えている村だった。

「ちょっ、何で村が燃えてるのよ!」
「それに、村の人達が石になってますわ」
「それって、修学旅行の時のあのフェイトとかいう奴の仕業!?」
「いや、石化魔法はそれなりに高度だが他にも使い手はいる」

 混乱している神楽坂とあやかにエヴァがそう告げる。そしてネギは泣きながらピンチになったら父親が来ると思ったのが悪かったんじゃないかと呟く。

「違いますわ! ネギ先生には何の罪もありません!」
「そうよ! ネギ君がそんな風に思ったからって……」

 あやかと円がそう言う中、さらに事態は進行する。

「ちょっ、あれ! 何か地面から出て来たわよ!」
「悪魔、だな」

 美砂の言葉にエヴァが答える。
 ネギを中心にして小さいのから大きいのまで大量の異形――エヴァ曰く悪魔――が
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