―デッキとは―
[17/20]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ー》の相互互換、《シールド・ウォリアー》のおかげで破壊されず、《ユニオン・アタック》のデメリットでダメージも受けない。
「くっそ〜防がれたか! カードを二枚伏せて、ターンエンドだ!」
「俺のターン、ドロー!」
ライフ・ストリーム・ドラゴンに《メテオ・ストライク》が装備されている以上、ヨハンは宝玉獣たちを攻撃表示にする他無い。だがサファイア・ペガサスもアンバー・マンモスも、下級モンスターとしては充分な攻撃力を持っている為、このターンで決着とはいかない。
そして何より厄介なのは、ヨハンのフィールドの二枚のリバースカード。十中八九、ライフ・ストリーム・ドラゴンの攻撃を防ぐものだろうが、ここは臆せず攻める!
「ライフ・ストリーム・ドラゴンで、サファイア・ペガサスに攻撃! ライフ・イズ・ビューティーホール!」
「いいやこっちだ! アンバー・マンモスの効果発動! 他の宝玉獣への攻撃を、このカードが引き受ける!」
サファイア・ペガサスへ光弾を放ったのだが、それを庇うように前に出たアンバー・マンモスが代わりに受ける。そして、その背後にあったリバースカードがオープンしていた。
「リバースカード、オープン! 《宝玉陣−琥珀》を発動! アンバー・マンモスが攻撃対象になった時、他の宝玉獣の攻撃力だけ、アンバー・マンモスの攻撃力をアップさせる!」
サファイア・ペガサスの攻撃力を再び借りて、先の《ユニオン・アタック》と同じくアンバー・マンモスの攻撃力は3500となる。だがその程度であれば、ライフ・ストリーム・ドラゴンはその効果で耐えきってみせる……!
「ライフ・ストリーム・ドラゴンの効果――」
「いや、伏せてあった《ブレイクスルー・スキル》を発動! ライフ・ストリーム・ドラゴンの効果を無効にさせてもらうぜ!」
だがヨハンは更なる罠カードを用意しており、ライフ・ストリーム・ドラゴンの効果を封じると、アンバー・マンモスはライフ・ストリーム・ドラゴンを打ち破った。
「なにっ……ライフ・ストリーム・ドラゴンが……!」
遊矢LP4000→3400
《ユニオン・アタック》の時は戦闘ダメージを受けなかったが、今回の罠カード《宝玉陣−琥珀》にはそんなデメリット効果はない。通常通り俺は戦闘ダメージを受け、ライフ・ストリーム・ドラゴンは大地に沈んで破壊される。
「……《マッシブ・ウォリアー》を守備表示で召喚し、ターンエンド」
「俺のターン、ドロー!」
ライフ・ストリーム・ドラゴンが破壊され、壁モンスターとして召喚したのは要塞の機械戦士《マッシブ・ウォリアー》。いつもならばその効果に自信を持てるが、今はその効果が無駄だということが解ってしまっている。
「確かそいつは……なんだったっ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ