序章 僕の選択
第六話 レア敵出現!
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それは目の前の《ダイアー・ウルフ》のHPを削りきった。
と、レベルが6に上がる。そして1:2(筋力:敏捷)の割合で振る。
と、エギルさんが近づいてくる。
その瞬間、
「キャァァァァァアアア!!」
悲鳴が響いた。
瞬間的にそっちの方に向かって全力で地面を蹴って低い姿勢で走る。
と、姿が目に入る。
女の子がうつ伏せ状態で倒れていて、その後ろにβ時では激レアとして有名だった、《リザードマン・スレイブ》がいる。
ちなみにこのリザードマン・スレイブ、一層にしては猛烈に強い。大体4層くらいの強さ何じゃ、と思えるほどのキチクっぷりなのである。
めったに現れないため、レアドロップ等はわからないが、経験値等は一層にしては高く、これまた4層くらいなのである。
まぁ、4層の雑魚敵がそのまま一層に来た、という感じ。
でも、すごいピンチであることには変わりない。
「ハァァ!」
声を放ちながら、片手用曲刀突進技《グリール》を発動、当て、タゲを取る。
「エギルさん、早くその子にポーションを!!」
「ああ、わかった!」
そしてエギルさんがその女の子にポーションを飲ませる。
...さて、僕はこっちだ。
さっき当たったグリールは結構威力が低めでその分隙が少なく、次のスキルにつなげられたりと意外に有能な能力なんだけど...。
まぁ、1割も減ってない。
確かに低め何だけどさぁ...。
と、リザードマン・スレイプが曲刀を振り上げて、袈裟切り。
寸前で右にステップしてかわし、お返しとばかりにリーパーを当てる。
...これでも一割くらいか...。
と、リザードマン・スレイプ曲刀をもった右手と右足を引く。
..やばい! あのモーションは!
と、リザードマン・スレイプが、片手用曲刀三連技《トロワジエム》を放つ。
硬直状態で一瞬動けなかったせいで回避が遅れた僕は避けきれないことを悟り、剣で防御する。
一撃目、上から振り下ろされた曲刀を防御するものの、相手の方が筋力値が高く、体勢を崩される。
そして二撃目、三撃目を防御も避けもできずにくらってしまう。
「うわっ!」
痛みは無いものの衝撃はあるため、吹き飛ばされてしまう。
そこから受け身を取り、どうにか立ち上がる。
HPをみると、さっきまで満タンだったのが、今では危険域の赤まで落ちている。
「くそっ!」
ポーションを取りだし、飲む。
「助太刀するぞ!」
と、エギルさんが参加してくれる。
どうやらあの少女は目を覚ましたようで、こちらを見ていた。
「助かるけど、今はあの女の子の警護お願い!」
すると、一瞬考え込んでエギルさんが口を開く。
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