暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン  〜生きる少年〜
序章  僕の選択
第六話  レア敵出現!
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アレから1時間後。

大体クラインさんから聞いた5人と合流して説得し、どうにか信用してもらった。
で、その後、みんなの装備集めにはお金を寄付し、さらにどこで買うといいか、そしてどういうのがいいか、等を説明し、僕は一旦みんなと別れて単独行動をしていた。

まぁ、理由は簡単。ポーション類と自分の装備を集めるためにモンスターを狩るためだ。

そう思ってフィールドに出てみたんだけど...

「すごいな...」

沢山のプレイヤーで、フィールドが埋め尽くされていた。

しょうがないので少し遠くの狩り場に行くことにする。
...大体10分あれば付くだろうし、少し敵は強くなるけど、ここで狩ってるよりはましだ。

フィールドでイノシシを狩っているプレイヤーの間を抜けて走っていく。

「うぉっ!」

と、急にそんな声が聞こえる。

声がした方を走りながら振り向くと、スキンヘッドの巨漢が、《フレンジーボア》の攻撃を受けてHPが赤の危険域まで下がり、本人の体勢が崩れていた。

さらに《フレンジーボア》は追撃しようとしている。

「アレは少しやばいなっ」

そう言いながらダッシュしながら剣を抜く。

そして片手用曲刀突進技《グリール》を発動、フレンジーボアに命中し、そのHPを削りきった。

「えっと、大丈夫ですか?」

「ああ、大丈夫だ。ありがとう」

目の前の色黒スキンヘッドの巨漢が立ち上がりながら言う。

大きいとは思ってたけど、本当に大きい...。190くらい行ってる...。

「とりあえず、ポーションで回復してください」

「ん、あぁ。そうだな」

そして目の前の巨漢さんがポーションを取りだし、飲む。

...本来なら、「じゃ、僕はここで!」てな感じでダッシュで狩り場まで行けるけど、この世界のポーションは、ちょっとずつ、回復していく仕様何だよなぁ...。

と、言うわけでこの巨漢さんが全回復するまで周りを警戒。

「助かった。俺はエギルと言うんだが、君は?」
「僕はソラって言います。

そして僕のところにフレンド申請の画面が出てくる。

まぁ、断る理由は無いしな...。
そう思ってyesの方を押す。

「よろしくな」
「こちらこそよろしくです」

ペコリと一礼すると微笑まれたのでこっちも微笑む。

なんか子供を見る感じの目だな...。現実だと子供がいるのかな?

「とりあえず僕、これからあんまり知られてない狩り場行くんですけど、エギルさんも行きます?」
「じゃあ、そうさせてもらおうかな」

と、言うわけでエギルさんと行くことになりました。

―☆―☆―☆―

「スイッチ!」
「はい」

片手用曲刀基本技《リーパー》を放つ。

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