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魔法少女は今日も歩く
第1話『魔法使いこそが最強……だったはず』
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がいらないのか……?

 やけに心臓が痛い。もう、男達の事など頭には無かった。

 ソレは一体なんなのか。

 そんなタカミチの疑問に答える様に、少女はゆっくりとこちらに振り向き、

「言っただろう? 特技は魔術って。これはただのガントさ、────タカミチ」

 小さな魔法少女は笑った。



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