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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第112話】
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。
勿論断るととても面倒で、俺の年代だと最悪鑑別所送り後、少年院という結末に陥る事もあるのでここは大人しく従うのが一番の最善策だ。
そう思い、口を開こうとしたが先に一夏が口を開いた――。
「何でだよ。自分でやれよ。人にあれこれやらせる癖がつくと人間バカになるぞ」
そう言い切った一夏を見て、女性の表情が一変する――まさか逆らうとは思っていなかっただろうからだ……だがこの状況は俺にとっては最悪の結末にしかならないと思い慌てて――。
「一夏、やめろって――すみません、自分が代わりに全部やりますので事を荒立てないでいただけますか?」
そう言いながら頭を下げ、女性の方へと視線を向けると満足そうな表情をしていた――だが、一夏の言葉でまた急変する。
「ヒルト…あんな奴の言うこと聞くこと何か――」
その言葉を聞き、遮るように女性は口を開く――。
表情が明らかにイライラしていて、言うことを聞かない一夏とついでに俺も懲らしめようという様に見えた。
「ふぅん、あなたはそういう事言うの?…お友達も可哀想ね、こんなのが居ると――あなた達の立場、わからせてあげようかしら」
そう俺を一瞥しながら言い、女性は店内に居る女性警備員を呼ぼうとし始める。
――俺の頭の中に駆け巡るのは、最悪の事態だ。
多少の脚色つけて『暴力を振るわれた』だの『セクハラを受けた』だのと言われれば有罪が確定し、俺は暫く少年院かもしれない――下手したら少年院には行かず、人体実験されるかもしれない。
一夏に関しては『織斑先生の弟』という事で免罪されるだろうが――。
――と、この事態に気付いたのかシャルが慌ててやって来た。
「あの、このくらいでもう良いでしょう?彼等は僕――私の連れですから」
そう言うや、シャルは頭を下げた――。
そして俺も――。
「自分が綺麗に片付けておきますので、これ以上事を荒立てないでください。お願いします」
そう深々と頭を下げると、気を削がれたのか女性は――。
「……わかったわ。あなた、此方の男の躾くらいしっかりしなさいよね。そっちの男の躾は良く出来てる様だけど」
――ここまで横柄な女性は一部だけだ、だがその一部の女性に逆らうと人生が狂う。
だから立場が弱い俺達男は基本的に断らない、断っていい結果にならない。
――一夏は多分、これまで問題になりかけても『織斑』という名字で事が大きくならなかっただろうから強気に言えたのだろう。
「まったく、これだから男は……あなた、そこを片付けておくのよ」
「わかりました」
そう返事をすると、ぶつぶつ言いながら女性は水着売り場を立ち去って
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