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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
それぞれの旅
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「・・・あ。」

「どうかしたの?」

ウェンディが訪ねてきた。

「・・・ルーシィさんの所の闇分身が消えました。」

「・・・戦闘でか?」

「・・・・・・まぁ、一応そうですね。」

俺はエルザさんにそう言った。

「じゃあ、私達もそろそろ行くか。」

「楽しいピクニックは終わり〜・・・。」

「あのねえ!その為に来たんじゃないでしょう!!」

ミントにの言葉に怒鳴るシャルル。

「では、行くぞ!!」

俺達も進み始めるのだった。







































一方、グレイ達の方にて・・・

「こっちです!」

俺は入り口を見つけ、グレイさん達を案内した。

「ここが入口か・・・・・・て、これか?」

「ええ・・・まぁ・・・。」

「あからさまに怪しいなぁ。

入口の近くには、明らかに岩に顔と腕があった。

「調べようと思いましたが、一応皆さんを呼んだ方がいいと思いました。」

「いや、良い判断だ。」

俺の言葉にリオンさんがそう言った。

「取りあえず、入るしかない様ですね。」

ジュビアさんがそう言う。しかし・・・!


キュイーン!


「禁じる!!立ち入れる事を禁じる!!」

岩の一部が光、目となり、喋り出した。

「門番のようですね・・・。」

「たく・・・悪ぃが・・・」

「遊んでいる暇はない!!」

「ですね!!」


俺等がそう言う。それと同時に門番が腕を伸ばして殴りかかろうとして来た。

「ふあああ!!」

「はあああ!!」

「はっ!!」

リオンさんは門番の右腕を、グレイさんは左腕を、俺は両手首を攻撃した。


だが・・・!!!


「「っ!!?」」

「なっ・・・!?」

ボン!!


「闇分身が消えた!?」

驚くジュビア。さらに・・・!


ドーン!

「何だこりゃあ!?」


ドーン!


「手ごたえが全くない!!?」

魔法で攻撃したが、効いていなかった。

「魔法が無力化されている・・・?」

ジュビアがそう言う。

「じゃあ、闇分身が消えたのも、無力化されて消えたっつうことか。」

グレイがそう言う。

「メンドくせぇな!」































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