第6章 無限時計編
それぞれの旅
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・。」
「漏れすぎだろ・・・。」
これはある意味ヤバいか・・・。
「実は実は!!『星空の鍵』には考古学的検知から
非常に興味深い意味が考えているのです、実は。」
「どういう事?」
「実は実は!!あの物語は・・・」
「物語は・・・?」
「実は・・・古代の遺跡や聖堂といった考古学的には重要な場所を特定したと考えておりまして、
実は、実は!それを物語として少女を探す場所として
なぞられたのではないかという仮説があるのです。
実は実は、我々考古学協会としてその場所を特定し、
早急に文化遺産として保護したく、実は!!」
「時計の部品など探されては、折角の遺跡が荒らされるのではな・・・」
「「・・・・・・。」」
「そういう訳でしてな。時計の事は忘れて欲しいです。」
「いや、忘れなさい。」
虫メガネを持った、メガネをかけた老人がそう言ってきた。
「忘れるも何も、あの本から遺跡の事、すぐにわかっちゃったけど、
あれも子供の頃に・・・」
「「「「・・・!?」」」」
ルーシィさんの言葉に驚く考古学協会の人達。
「ルーシィ、案外頭いいんだね。」
ハッピーの言葉にルーシィさんがそう言った。
「は・・・!ルーシィ?」
「?」
リーダーの人がルーシィさんの名前に反応した。
一方、グレイ達の方で・・・
「ここだ。」
俺達は目的地の遺跡についた。
「遺跡?」
「岩でできた遺跡ですね・・・。」
俺とグレイさんは目的地の遺跡を見てそう言う。
遺跡は岩の柱の様なモノがいくつもあり、それが斜めやら横やらでできていた。
「ルーシィの話によれば、この遺跡のどこかに時計の部品があるそうです。」
ジュビアさんがそう言う。
「これ、どうやって探せばいいんだ?」
グレイさんがそう言う。
「「さあ?」」
「『さあ?』じゃねえだろ!!!」
「と、とりあえず、まずは遺跡の周りを見て、入口を探しましょう・・・(汗)」
少し大丈夫かどうか不安になってきた・・・。
一方、ルーシィ達の方で・・・
「ルーシィさん!!」
「うわっ!?」
「時計の事は忘れなさい!!」
まだ言うのかよ・・・。
「忘れられる訳ないでしょ!!!」
ま、そうでしょうね。
「何故です?」
望遠鏡を杖代わりにしている老人がルー
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