『Aクラス宣戦布告…の筈だった』
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ある桃源郷【アガルタ】の写真あると言うのか!?
「……明久、一応念の為に言っておくが、お前の思っているような写真じゃないからな?」
「……そ、そんな事分かってたさ……」
「だったらその残念そうな顔を止めてコッチを向け」
べ、別に残念とか思ってなんてないんだから!
「で、結局何の写真なの?」
「別にいやらしい写真じゃねぇからんな怪訝そうな顔するなや飛鳥
……ったく、お前ら2人して人をエロ魔人みてぇな言い方しやがって……猫だよ、わりーか」
………へ?猫?
「猫、catだ。何か知らんけど動物に好かれない体質?みたいでな……俺は好きなんだけどなー…」
恐らくそのヤクザ的な風格が問題なんじゃないかなと思ったが、殺られかけないのでそっと心に閉まっておく
「あれ?そう言えば深羅の家に猫居なかった?」
「いや、アイツにはどーやら嫌われてるらしくてな……姉貴しか懐かねぇんだよ………つか、明久は俺に何か用があって来たんじゃねぇのか?」
そういえばすっかり忘れてた!………深羅怒ったりしないかな……?
「あ、それで明日のAクラス戦だけど……司馬さんと深羅は出場不可になったんだ……」
「……やっぱりかー」
深羅の言葉に耳を疑った
「え、深羅はこれを予想してたって事!?」
「いやいや、予想っつーか……どう考えても俺>Aクラスじゃね?出場許可するなんざ自殺行為、そりゃアイツが許す訳ねーよ
……雄二もダメ元で交渉したが、結果的には俺と飛鳥の使用しない戦争になった……だろ?」
……ん?アイツって、Aクラスに知り合いでも居るのかな?クソ雄二はあの霧島さんと幼馴染みとか言ってたけど
「あー……まぁ、翔子が許すわけないよね……この危険分子の二人をさ」
「アレ?司馬さんって霧島さんと知り合いなの?」
「うん、一年生の時にね。あと深羅は坂本君と翔子と幼馴染みだし」
司馬さんはニッコリと笑いながら僕の導火線に松明を落とした
「貴様もかあぁぁぁぁ!!」
「病人相手にカッターを突き付けるバカがいるかど阿呆!こちとら頭痛やら気だるさがマックスなんだよ!」
構うもんか!この異端者を殺った後は雄二、貴様も深羅と一緒に葬ってやる!!
「あ、鉄人」
「!?」
しまった!?鉄人にこの場を見られたら生徒指導室行きは免れない!
確認の為、後ろを振り向くが……
「なんだ居ないじゃ腹部が突き抜けるように痛いぃぃぃぃぃ!!」
いつの間にか深羅の足は明久の横腹を直撃していた
「とっとと帰れバカ久!」
「りょーひゃい……」
横腹を押さえつつしぶしぶ退却した……雄二、覚えておけよ……!!
◆
………頭痛治まったと思ったらま
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