暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと召喚獣〜規格外の観察処分者〜
『Aクラス宣戦布告…の筈だった』
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ある桃源郷【アガルタ】の写真あると言うのか!?

「……明久、一応念の為に言っておくが、お前の思っているような写真じゃないからな?」

「……そ、そんな事分かってたさ……」

「だったらその残念そうな顔を止めてコッチを向け」

べ、別に残念とか思ってなんてないんだから!

「で、結局何の写真なの?」

「別にいやらしい写真じゃねぇからんな怪訝そうな顔するなや飛鳥
……ったく、お前ら2人して人をエロ魔人みてぇな言い方しやがって……猫だよ、わりーか」

………へ?猫?

「猫、catだ。何か知らんけど動物に好かれない体質?みたいでな……俺は好きなんだけどなー…」

恐らくそのヤクザ的な風格が問題なんじゃないかなと思ったが、殺られかけないのでそっと心に閉まっておく

「あれ?そう言えば深羅の家に猫居なかった?」

「いや、アイツにはどーやら嫌われてるらしくてな……姉貴しか懐かねぇんだよ………つか、明久は俺に何か用があって来たんじゃねぇのか?」

そういえばすっかり忘れてた!………深羅怒ったりしないかな……?

「あ、それで明日のAクラス戦だけど……司馬さんと深羅は出場不可になったんだ……」

「……やっぱりかー」

深羅の言葉に耳を疑った

「え、深羅はこれを予想してたって事!?」

「いやいや、予想っつーか……どう考えても俺>Aクラスじゃね?出場許可するなんざ自殺行為、そりゃアイツが許す訳ねーよ
……雄二もダメ元で交渉したが、結果的には俺と飛鳥の使用しない戦争になった……だろ?」

……ん?アイツって、Aクラスに知り合いでも居るのかな?クソ雄二はあの霧島さんと幼馴染みとか言ってたけど

「あー……まぁ、翔子が許すわけないよね……この危険分子の二人をさ」

「アレ?司馬さんって霧島さんと知り合いなの?」

「うん、一年生の時にね。あと深羅は坂本君と翔子と幼馴染みだし」

司馬さんはニッコリと笑いながら僕の導火線に松明を落とした

「貴様もかあぁぁぁぁ!!」

「病人相手にカッターを突き付けるバカがいるかど阿呆!こちとら頭痛やら気だるさがマックスなんだよ!」

構うもんか!この異端者を殺った後は雄二、貴様も深羅と一緒に葬ってやる!!

「あ、鉄人」

「!?」

しまった!?鉄人にこの場を見られたら生徒指導室行きは免れない!
確認の為、後ろを振り向くが……

「なんだ居ないじゃ腹部が突き抜けるように痛いぃぃぃぃぃ!!」

いつの間にか深羅の足は明久の横腹を直撃していた

「とっとと帰れバカ久!」

「りょーひゃい……」

横腹を押さえつつしぶしぶ退却した……雄二、覚えておけよ……!!



………頭痛治まったと思ったらま
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ