魔法先生ネギま!
0336話
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こっちが圧倒的に不利です。と言うか、アクセルさんとそれ以外で分けてもいいくらいに」
「え? せっちゃんでもアクセル君に勝てないん?」
「……残念ながら。彼が京都で見せた戦闘力を考えるとエヴァンジェリンさん以外では、まず1人で立ち向かうのは無理だと思います」
「そーよ、このか。鬼を殆ど1人でばっさばっさと倒すわ、私とネギが2人掛かりでも互角だった子供を瞬殺するわで残虐無残鬼畜非道と言ってもおかしくないんだから」
……神楽坂、それはちょっと言い過ぎだろう。
「ぼ、僕はあの時眠らされていてアクセル君が戦う所は見てないんですが……そんなに凄いんですか?」
「あんただって弟子入り試験の時に……そう言えばそうか。何故かあの時は手加減してくれたのよね。実際ネギを殴ったのなんか数える程だったし。……まぁ、それでも最終的には気を失ったけどね」
「うっ……」
そんな話を聞いていたエヴァが苦笑を浮かべながらネギ達へと声を掛ける。
「安心しろ。アクセルが使うのは魔法と瞬動系のみとさせてもらう。アクセル固有のスキルは使用不可だ」
「……闇の魔法もか?」
「当然だろう。あれを使ってしまえばそれこそ瞬殺に近くなるしな」
「あれ? アクセル君って闇属性にも適性あったの? 今までは炎がメインで補助に影って感じだったと思うんだけど」
「あー、いや。そうじゃなくてな」
ネギへと説明を使用とするが、何故かエヴァに目で止められる。
「その辺については今はいい。取りあえずお互い準備しろ。もちろんアーティファクトを使っても構わんぞ」
「まぁ、アーティファクトが無いと私は攻撃手段が無いしね」
あやかに千鶴も異論は無いようで頷いている。
「それではお互い、そうだな……10m程距離を取れ。それと魔法を使う場合の魔力はギリギリまで低く抑えるように。近接攻撃は……ハリセンと拳法と神鳴流の達人とアクセルだ。殺さなければいいか。あぁ、雪広あやかの鞭に関しては刃先の使用は禁じる」
エヴァの言葉に従い、ネギパーティの面々と距離を取る。
「あやかは鮮血の鞭と魔法で中距離から俺のフォロー。千鶴は後衛でフォローだな」
「分かりましたわ」
「ええ」
2人が頷くのを見て、敵の戦力を分析する。神楽坂、古菲が前衛。桜咲も基本的には前衛だが、神鳴流には遠距離攻撃も多くあるし陰陽術も多少は使える筈で、何よりも空を飛べるというのが厄介だ。ネギは今の所はまだ基本的には後衛と見てもいい、か? 中国拳法の修行をしているといった所でまだまだこちらに通じる程の腕は持たないだろうし。となると、まず最初に潰すのは魔法無効化能力を持ってる神楽坂だな。時点で桜咲、ネギ、古菲の順か。
俺が狙うべき相手を決めるといつでも反応出来るように意識を研ぎ澄ます。そし
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