第41話『夏祭りと花火大会…中編』
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られたスペースに行って
数分後元の浴衣姿になって戻って来た
「ツバサちゃんのおかげで盛り上がったよ。ありがとな」
戻って来たツバサにおじさんが話しかけてきて
「ん……」
ツバサは軽く返事をしていた……
〜side out〜
〜すずか〜
今日はツバサちゃんに驚かされてばかりでとても楽しい
ツバサちゃんとなのはちゃんが着替えて戻って来た後は
また色々とお店を見て回っていたら右手の方に型抜き屋があった
「ねぇツバサちゃん一緒にあれやろうよ?」
私は型抜き屋を指差してツバサちゃんそう言うと
「いいよ……」
ツバサちゃんはそれに賛同してくれたので
私はツバサちゃんの手を繋いで型抜き屋に向かった
私達の後ろでフェイトちゃんとアリシアちゃんが
型抜きとは何か聞いていたけど
それはアリサちゃんが説明していたから問題ないだろう
私とツバサちゃんを見た型抜き屋のおじさんは
「おぉ月村さんとこの嬢ちゃんにツバサちゃんじゃないか」
私は結構こういうのが得意で毎年やっていた為
この店のおじさんとは顔見知りだった
そしてツバサちゃんも型抜き屋のおじさんと顔見知りみたいで
おじさんは私達2人に挨拶をしてきた
その後どれをやろうかと悩んでいると少し離れた所から
「おっちゃん!! これって誰がやったの!?」
そんな声が聞こえてきて
そちらを見てみると
髪は茶色のポニーテールで服装はハッピ姿の元気そうな高校生ぐらいの女の人がいた
そしてその人が指差す先には凄く複雑そうな形をした龍の型が綺麗にくり抜かれていた
「ん? あぁそれは去年ツバサちゃんがやった奴だね」
おじさんがそう言った瞬間私はツバサちゃんの方を見てみると
色々な型のどれをやろうかと悩んでいる最中だった
そして私はツバサちゃんに声を掛けようとしたら
「貴方があの龍の型抜きをやったの?」
その前にさっきの女の人がツバサちゃんに声を掛けた
多分型抜き屋のおじさんが教えたのだろう
「うん……」
女の人の問いに簡素に返事をしたツバサちゃんは
すぐに興味が無いように女の人から視線を外した
「私は『型抜 まつり』(かたぬき まつり)
去年の型抜きの全国大会の高校生の部の優勝者よ」
女の人…まつりさんが自己紹介をすると
「ツバサ……不知火ツバサ……」
ツバサちゃんは視線はそのままで自分の名前を言った
まつりさんは特に気にした様子も無く
「あの龍の型抜きを成功させる何て凄いじゃない
ちょっと私と勝負しようよ」
「いいよ……」
ツバサちゃんに勝負を挑んでツバサちゃんはそれを了承した……
〜side out〜
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