暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜
第41話『夏祭りと花火大会…中編』
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バサの動き見えた?」
「気づいた時には2つ持っていた鉄砲が1つになってたよ……」
「私もそんな感じ……」

そんな会話をしていると

「まさか落とされるとは思わなかったよ」

そう言って射的屋のお兄さんがクマのぬいぐるみをツバサちゃんに渡したの
それを受け取ったツバサちゃんは直ぐにアリシアちゃんに渡して
残りの弾を鉄砲に詰めて何かを狙う準備をしていたの

「ツバサありがとー」

アリシアちゃんがお礼を言っているけど
聞こえていないのかツバサちゃんはまた両手に鉄砲を持って構えたの
そしてツバサちゃんが引き金を引くと ……

『パンッ』

同時に撃ったからかまた1発分だけの銃声が聞こえて
景品の棚にあったアリシアちゃんのより少し小さめの
クマのぬいぐるみが下に落ちたの
それをお兄さんから受け取ったツバサちゃんは

「あげる……」
「いいの?」
「うん……」
「ありがとうツバサ」

フェイトちゃんにプレゼントしていたの

その後
お店を色々と見ながらお祭りの中心部へと進んで行くと
太鼓の音が聞こえてきたの

「フェイトこの音なに?」
「えーと…」
「これは太鼓の音だよ」

「アリシアとフェイトは日本のお祭りは初めてみたいだし知らないのも当然ね
ん〜説明するより見た方が早いわね。この先だし行ってみましょ」

そう言ってフェイトちゃん達は歩いて行ったの
私もついて行こうとしたんだけど

ツバサちゃんが
お祭りを回っている途中に話しかけてきていたおじさんと話していたの
そしてツバサちゃんはその人について行こうとしていたので

「ツバサちゃんどこ行くの?」

私が後ろからそう聞いてみると
ツバサちゃんは振り返って少し考えた後

「………ついてきて」

そう言って
前を歩いていたおじさんを追いかけて行ったの
私はよくわからないけど
とりあえずツバサちゃんの後を追ったの……

〜side out〜


〜アリサ〜

フェイトとアリシアが太鼓を見た事が無いと言ったので
私達は太鼓の音が聞こえてくる方へと向かったわ

少し歩くと音はどんどん大きく聞こえるようになってきて
そのまま進んで行くと
少し開けたスペースの真ん中にある櫓(やぐら)の上で
ハッピ姿の大柄な男の人が太鼓を叩いていて
櫓の周りにはそれを見に来た人達が集まっていた

「見える? あの男の人が叩いているのが太鼓よ」
「へぇ〜あれが太鼓かー」
「うん。あれは和太鼓って言うんだけど私も詳しくは知らないから
こう言う豆知識はツバサちゃんに聞いてみると大体知ってるよ」
「そうなんだ。じゃーツバサ……あれ?」
「どうしたの?」
「えっと…ツバサとなのはが居ないんだけ
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