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魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜
第40話『夏祭りと花火大会…前編』
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荘を出て
みんなでお話ししながら歩いているとお祭り会場が見えてきたの

するとお兄ちゃんと忍さんは2人で先に行ってしまい

ノエルさん、ファリンさん、ネオさんも

『私達も別々でいろいろ見て来ますね』

そう言って先に行ってしまったの

そして私達6人で歩いている時に
フェイトちゃんとアリシアちゃんがお祭りは初めてだと言って
すずかちゃんが『今日は楽しもうね』と言うと
2人は元気に頷いていたの

それで私は今年の春に友達になったツバサちゃんに

「ツバサちゃんはお祭り行った事あるよね?」

そう聞いてみたの

すると

「うん……毎年きて「おぉツバサちゃんじゃないか」…る……」

ツバサちゃんが答えているのに被さるように
目の前のたこ焼き屋のおじさんがツバサちゃんに話しかけてきたの

「珍しいね隣町の祭りに来るなんて 」
「うん……友達にさらわれて……」

どうやらこのおじさんはツバサちゃんの知り合い見たいなの
って言うか出来れば『誘われて』と言って欲しかったの……

「はっはっはっそうかそうか
まぁそれは置いといて今年も味見してくれないか?
去年言われた事を俺なりにアレンジして見たんだが……」

おじさんは今作っていたたこ焼きをパックに入れて
ツバサちゃんに渡したの

「わかった……」

ツバサちゃんはそれを受け取って
爪楊枝でたこ焼きを割り
『ふーふー』と時間を掛けて冷ましてから
『ぱくり』と食べたの

そして……

「どうだ?」

おじさんがツバサちゃんに感想を聞いてみると

「………… 」ガサゴソ

ツバサちゃんは無言で
いつの間にか持っていたポーチから何か筒状の物を取出し
それの蓋を開けてたこ焼きに一振りしたの

するとたこ焼きに白い粉が掛かって
ツバサちゃんは食べかけのたこ焼きを食べたの

「うん……」

するとツバサちゃんは一人頷いたあと

「食べてみて……」

たこ焼き屋のおじさんに
さっきの粉が掛けられた残りのたこ焼きを渡したの
受け取ったおじさんは爪楊枝でたこ焼きを刺して口に運んで
口に入れて何回か噛んだ辺りでおじさんは驚愕の表情を浮かべたの

「こ、これは……今までのたこ焼きよりも味が深くなって
ソースの香りに加えて何とも言えない香りが食欲をそそる……」

おじさんはそう言って2つ3つと次々にたこ焼きを食べて
全部食べきった所で

「ツバサちゃん!!いったい何をかけたんだい!?」

ツバサちゃんに問い詰めたの

するとツバサちゃんは
さっきの粉が入った筒と1枚の紙をおじさんに渡して

「レシピ……」
「貰っても良いのか?」
「うん……」

ツバサちゃんから
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